君たちはこれを食べたことがあるか?と
ヨット界の重鎮O先生が何やら手にしてご来店
ちくちくしてそうな毛が生えた赤い茎
今出てきました、と言わんばかりの柔らか気な穂先
「独活」という山菜でした
以前どなたかに頂いた箱入りの「独活」は
大きくて、真っ白
地下で日に当てずに育てたらそうなるのだそうで
天ぷらにしておいしく頂きました
でも…目の前の「独活」と記憶にある「独活」と
なにぶん風貌が違いすぎて、ちょっとびっくり!!
島後の独活を西ノ島に持ち帰りご自宅の畑で育てたという
重鎮の独活(と、今、勝手に命名)なのだそう。
島後にはたくさん自生しているそうですが
西ノ島には無いらしい
重鎮は、その独活を私たちに手渡すと
あく抜きから食べ方まで丁寧にご指導の後
「独活は山菜の女王ですよ」と
そう言い残し帰っていかれました
重鎮の独活レシピ
●5㎝程度のブツギリにした独活を2~3mmの短冊状にスライスする
穂先などはそのままでよい
●水にひと晩さらして灰汁を抜く
(ひと晩以上つけないこと)
●油を敷かずに豚バラをこんがりと焼き
●そこに独活を投入!併せて炒める
●塩だけで味付け
というわけで…
島後出身西ノ島育ち『重鎮の独活』を食べてみることに♪
・・・・・
まずはあく抜き。
穂先はそのままちょんちょん切り分け
太い茎は5㎝程度にブツギリ
それを短冊状にスライスし、水を張ったボウルに投入
一見、みずみずしさを感じさせない、毒々しい(失礼)赤みの茎
スライスしながら、若干の不安がよぎったのは内緒。
ひと晩水につけ置きます
この穂先は天ぷらでもおいしいかも!!と思ったけれど
今回はとにかく重鎮レシピに忠実に…
さて
翌日はいよいよ独活クッキングです
水を切った独活と細切りにした豚バラ肉を
熱したフライパンに投入
生姜とかニンニクも入れたい気がしたけれど
重鎮レシピに忠実に…
いい具合にお肉に火が通り
独活も柔らかくなったっぽい
そんなタイミングで塩コショウを振ってできあがり♪
…ミスった、重鎮は塩だけでって言ってた…
(;・∀・)
かんたん!!
さて、独活とはどういうものなんだろう、と
豚肉と一緒にひと口味見してみました
お肉と独活を嚙みしめると
焼いた豚肉の香ばしさとともに
口の中にふわりと拡がるなんともいえない香り…
「独活は山菜の女王ですよ」と重鎮は言いましたが
なるほど納得。
他の山菜とは似て非なる独特の香りと
シャキシャキとした歯ごたえを楽しみました
私は重鎮レシピをほぼ忠実に再現しました
それもとってもおいしかったのだけど
これを見た某監督から少々料理のヒントを頂きましたのでご紹介
豚バラは最初に塩コショウで味付けをし
独活を炒める前にこんがりと焦げ目がつくくらい炒めておくこと
豚バラと独活に火が通ったら
最後に出汁醤油などをひとたらしするとよいそうです
次に独活と出会ったら、監督レシピでやってみよう!!
そうそう
この日はイタダキモノのタケノコをタケノコご飯にしたので
山菜づくしの晩餉でしたよ
海に囲まれた隠岐ですが
実は山の恵みもとっても豊かなのです
春の隠岐は「おいしい」であふれている!!
ぜひ遊びにいらしてください♪
おまけフォト
芸人「ナオユキ」さん、隠岐ご来島♪
前日に「いちころ酒店」さんにてスタンダップコメディを披露
観客も、ナオユキさんも、同じフロアで
すぐそこにお互いの息づかいを感じながらのヒトトキ
きっと盛り上がったことでしょうね
いちころ酒店さんと一緒に
フェリー乗船前にちらりと立ち寄ってくださったナオユキさん
お会いできた、そのちょこっとの時間に
自然体で愉快なお人柄がじわじわと伝わってきて
なんとも魅力的な方だな~…と。
またのご来島が楽しみです
レシピ…フォローありがとうございます!!
自分で作ったことないのに…適当なレシピ教えるな!!
って感じですかね~(笑)
水にさらすのも…一晩もしなくていいですから…
某監督より(笑)
某監督さま
某監督さんから電話を頂き、
わざわざこうして\\レシピ直伝//のお電話くださる監督さんと
わざわざ独活を持ってきて「創作(想像!?)レシピ」を伝えてくださった重鎮と
どちらもなんだかあったかいな~と、思わずほっこりしてしまいました~笑
あれ以来、独活には出会えていませんが
でも、このできごとはさすがの私の脳みそもしっかり記憶保持してくれるだろうというインパクトです(^^♪
来春には、今度は監督様のレシピでチャレンジしたいと思っております!
お電話ありがとうございました!
そして、blogもチェックしてくださっているとのこと、本当にありがとうございます!