夕焼けサップin 油井

今年も台風の季節になりました

9号は当初の予想進路から大きく外れ
あまり影響を感じないままに北上していってくれましたが
その後にはすでに台風10号が控えています

しかも
この台風10号がなかなかのクセモノらしい…

超大型
我が国に大きな被害をもたらした伊勢湾台風と
ほぼ同規模の強さという情報も…


我らがお魚おじさんからは
今回の台風10号に対する備えをしっかりするようにと
解説付き天気図が送られてきました

残念ながら私には送られてきた天気図から
なにひとつ読み取れなかったけれど
その毒々しい色あいから
なんか危険なニオイだけは伝わってきた…
(;’∀’)



備えあれば患いなし


お魚おじさんのありがたい助言を生かし
我が家の周辺
備蓄品
雨が落ちないうちに点検してみなければ…

またも『海の日』な定休日

お声がけを頂いて油井の浜でサップをすることになりました


まずは朝日のメッカ卯敷の浜へ…

ここに置いてあるカヤックとサップを積み込んで
夕陽のメッカ、油井に向かいます


でも
せっかくここまで来たのだから
やっぱり遊んでいかないと♪

ボールを追って走る走る♪
いったい何往復したことやら
海の中だってへっちゃら
いや
逆に嬉しそうに波をけたてて走ります
はしゃいでいるうちに
波にさらわれざんぶらこ♪
ひとしきり遊んだあとはおきまりの日向ぼっこ

ジャージャー洗ってもらって自然乾燥中のテンさんと
ぐーぐーおひるね中の店長さん


私はロングチェアを引っ張り出してしばしうとうと


テンも思う存分遊んで
私達ものんびり

いつもなら
ここで定休日おしまい♪という感じですが
今日はこのあとのお楽しみがありますのでね
しばしのお昼寝タイムを終えたら
今度は一路、島の西側に向けて出発!


今度は
夕陽のメッカ、油井の浜へ…

最近話題の油井前の洲…
あの西側に位置する砂浜です


到着して車を降りると
まずはその暑さの違いに驚きました

卯敷では涼やかに海遊びを楽しんだのに
島の西側はまだまだお日様パワー健在!!


路面もまだアツアツです

裸足のテンさんには危険すぎると
この地区のOさんが用意してくださった
日よけの下に避難しました


左手の遥かかなたにうっすらと島前の島影を眺めつつ
ここで合流したみなさん代わる代わる海の上へ…

夏の終わりのこの日は絶好の海上おさんぽ日和

すぐそこが外洋とあって透明度の高い油井の海
そこに光が差し込んで
海底までよく見えるのです

視点が高いサップだと
ゆらゆらとゆらめく海藻だったり
時々横切る魚影だったり
海の中の様子をのぞきみながら海の上をお散歩気分♪

遊ぶうちに少しずつ少しずつお日様の位置は低くなり
蒼かった海も
青かった空も
白かった空も
お日様マジックにより色を変えていきました

お日様が沈むにつれて
海の上にはくっきりと光の道が浮かび上がります


その上をまっすぐに進んでみたり…
ゆったりと横切ってみたり

海の上でも
浜辺からも
刻々とうつりゆく空と海の色を楽しみました



・・・・・・・・・・・

Oさんのご厚意で設置していただいた特別席は
これぞ
夕陽のどまんまえ席

テーブルに並ぶのはこの海でとれた海の幸
氷水の中でヒエヒエになったもぎたてのプチトマト
きゅっと握った三角おむすびは
子どもたちが食べやすいようにちょびっと小さめに…

中でも人気だったのは油井のトビウオの一夜干し♪

絶妙の塩加減は門外不出!!
Oさんちに行かないと食べられませんよ~


おこぼれをもらってテンもごきげん♪

いつの間にか
ひとり、またひとりと人が増え…


偶然通りかかった
油井のお隣の集落に暮らすオトモダチも参戦♪

この集落でのくらしのおおらかさと豊かさを思いました


・・・・・・・・・・・・・

気が付けば
お日様は水平線まであとわずか


絶景かな絶景かな

テンさんも何を思ったか、夕日目掛けて一目散

夕陽とおいかけっこです


ここまでくると
すとんすとんと音がするかのように
お日様は沈んでいくのですな



名残惜しそうなテンさん

逃した獲物は大きかったね

・・・・・・・・・・

お日様が完全に水平線に吸いこまれていったあと
油井の浜は一気に色付きました

刻一刻と色をかえゆく空と海
まさにマジックアワー

とってokiのひとときでした


少しずつ辺りが薄暗くなっていく油井の浜に
ぽっかりと浮かんだテントのあかり…


不思議な懐かしさを感じる景色です


島のはしっこ 北西の地
島の中心部からはずいぶん遠く買い物に出るのも大変
冬になると毎日台風みたいなもんだしねと…

それでもやっぱりここで暮らそうとアイターンしてこれたOさん
その理由が少しわかった気がしました

厳しさも美しさも
すべて自然のあるがままに享受しつつ暮らす日々

今の私にはできないけれど
でも

強く憧れる生き方でもある


すてきなおもてなしをありがとうございました


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