「これから」を語るヒトたち

1月2月はだいたいにしてのんびりと時間が流れていく日が多いものです
…のんびりとか書いてるけど、要は、ヒマってこと…
…その間に毎年おきまりの「山」に向き合わねばならない…

ですが、この週末の2日間は「らしくない」2日間でした

特に日曜日…
この日は朝からいろんな方にお会いして
いろんな思いと目論見を聞かせていただきました

ある方は教育について。
自らの中にあるアツい思いに従うように、これから向かっていく先を…

ある方は、商売について。
これから変えていこうとと思っていることを…

ある方は、人と動物の暮らしが安らかなものであるために
これから必要になってくる施設のことを。

どの方のお話も、心が動かされたお話ばかりだったから
ひとつひとつ、具体的にここで書いてしまいたいくらいですが
それはまた「これから」の形が見えてきた時に

改めてご紹介できたらいいなあと思っています



いろんな方の「これから」を聞きながら
わずか1日でこんなに「これから」を聞かせてもらった日があったかなぁと
こちらまで嬉しくなってきましたよ

前を向いてチャレンジする人達のことを
ここでは「これから族」と呼ばせていただきます


もちろんこれは偶然にタイミングが重なっただけのこと。
この島のどこかでいろんな人たちが
いろんな「これから」を思い描きながら暮らしている。

いろんな方の「これから」を聞きながら
この島の「これから」に、希望を感じたイチニチでした

そしてそんなヒトトキの中で
私たちも「これから」に向けてもうひとがんばりせねばと
決意新たにしたイチニチでもありました

前向きに語られる「これから」は周りに力を与えるものですね。
そしてそういう人たちは、きっとそれを「ほんと」のことにする勢いがある。

時々、猛烈なぶつくさマンになっちゃう私…
ぶつくさ文句を言うばかりじゃなく
「これから」を明るく語れる人になりたいもんだね、と
最近某所での会でぶつくさ言いまくった自分自身を、猛烈に反省中。


・・・・・・・・・
奇しくもその日
「これから族」の代表のような方にもお会いしました

布施で「OKIうみのいえ」を営む、ハルさん。
ハルさんに会うと、とにかくいつもワクワクします

たぶんそれは
ハルさんのワクワクがこちらまで攻めてくるからなんでしょう

OKI うみのいえ
布施地区でハルさんが営むB&Bのお宿。

民家を自分でリノベ。
薪ストーブまで自分でつけちゃったという行動力!!
とにかくステキな空間なのです。
漁業権も取得、自らが採った海藻でお客様をもてなすのだそう。



ハルさんは今、「うみのいえ」とはまた別に
新たな拠点を作っています

それが布施の海辺にできつつある「うみのわ」

使われなくなった元工房だったという建物に
自分たちで少しずつ手を加え
新たな空間として息吹を吹き込んだのが「うみのわ」です

先月の25日が地域の人を招いてのお披露目会
みんなでお餅をついて、ふるまわれたのだそうですよ
SNSにアップされた写真には
土の人風の人
老若男女
とにかくいろんな方が映ってましたね
みんなとってもいい顔で♪

「うみのわ」がどのような形で運用されるのかは詳しくはお聞きしていませんが
布施に暮らすヒト達がふらりと立ち寄って集える
そんな場になればいいなあとハルさんは言っていました


思いと、技術、それから人を巻き込む力あればこそ。
ハルさんらしい「場所」ができたなあと感服しきり。

布施の「これから」が楽しみです

umiのわ
元の建物の風情を生かして空間は
ハルさんのセンスで素敵にまとまっていました


壁には簾に貼られた岩ノリが…
海藻漁師の顔をもつハルさんがつくる「商品」です

海が見える吐き出し窓のそばには椅子席がしつらえてありました

ここが工房だった時代を髣髴とさせる古い機械がひとつ
インテリアとして残されていたのも、ニクい。
あ~~ここで海を見ながら麦酒呑みたい


そして…
板張りだからテンテンを連れて行けるじゃないか!!と
それも私のワクワクポイントのひとつ


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