その季節になるとやりたくなることや食べたくなるものってありますよね。
…その季節以外は目もくれないのに…
感化されやすくて気まぐれ人間。
すぐ飛びつくけれど、飽きっぽい。
そんな私には、そういう「季節アイテム」が実に多いのです。
「でっかいパン」
これもまたそのひとつ。
この本に出会って以来
冬になるとなぜか「でっかいパン」を作りたくなるという
そんな不思議現象が発生するのですが
今年は一冬越した、早春になってようやく発生…
火曜日になると、なんとはなしにパンを焼いております
何が嬉しいって
本の表紙に書いてあるとおり、とにかく「かんたん」!!
まずは、材料を用意して混ぜる。
玉子もバターも使いません。
(強力粉・ベーキングパウダー・きび砂糖・無調整豆乳かお水・塩)
ひとまとめになった生地を3分だけこねこねして
温かいところで発酵させて成形します。
とにかく丸くて大きな「でっかまるパン」
四角い形の「しかくパン」
好きなものを具材にして巻く「ぐるぐるパン」
と、3種類のパンがありますが
私がハマってるのは「ぐるぐるパン」
発酵した生地を綿棒で伸ばして平たくし
お好みの具材を切ってのせぐるぐると巻き込んで1本の棒状に…
この日のパンはバジルとソーセージのぐるぐるパン。
生地の中の黒いツブツブがちょっと不気味ですが、これは乾燥バジル。
ソーセージとの相性抜群♪
いい香りが楽しめます
(^^♪
ぐるぐると巻いて1本の棒状にしたものを九等分し
並べて焼くこと、15分ほど。
タイマーの音を合図にオーブンの扉を開くと
焼きあがったパンのいい香りがふわりと漂ってまいります
…この瞬間のワクワク感がたまらないのです…
くんくんくんくん
テンテンみたいにこのパンの香りを嗅ぎ取りながら
焼き上がりを確かめて…
でっかいぐるぐるパンのできあがり♪
焼きたてのパンを「試食」と称し
もっちりとした生地を、ふわりと引きちぎり
その香りごと頬張る瞬間がなんともたまらないのです♪
作ったヒトの特権ですね
(^^♪
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パン作りって、そもそも面倒なイメージがありましたが
「でっかいパン」に紹介されているパンレシピは
とにかくラクチンで簡単!!
ぽっかりと予定があいたお休みの日
「パンでもつくるか」みたいなノリでとりかかれるお手軽さが
何より気に入っています
『おいしいパンを、手軽に気軽に楽しみながら作ってもらいたい…。』
この本を書かれた幸栄(ゆきえ)さんのレシピには
そんな思いが込められているというのもなるほど納得。
ホームベーカリーですら続かなかった私なので、なおさらに
笑
幸栄さんのレシピ集、他にもいろいろあるようなので
ちょっと探してみようかなと、ググりはじめた今日この頃。
冬の季節行事だった、「でっかいパン」が
もしかしてもしかすると
私の年中行事に格上げするかもしれない…!?
と、そんなことを思いつつ…。
…ホームベーカリーの二の舞になりませんように…
おまけフォト
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こちらはある日の我が家の朝ごはん
ぐるぐるパンに
朝どれのブロッコリーと裏庭のコッコちゃんが生んだ卵を添えて。