今年最後の『金曜夜の読書会』を開催しました
年の瀬でみなさん忙しい時期だし
仕事納めをされて島外に向かわれる方も多いし
こんな日は、きっと誰も来ないよねえ…と思いつつ
それでも
来てくれそうなあの方とこの人の顔を思い浮かべつつ
ゆるりと、まったりと、開催です
笑
時間が過ぎて
顔を思い浮かべていた方達2名がそれぞれにご来店♪
誰も来なかったらまあ早めに締めればいいしね、なんて
そんなこと言ってたくせに
顔が見えた時はなんだかホッとしたりして
笑
「いらっしゃいませ」はやっぱり嬉しい
そのうちに
昼過ぎにお土産を買いにきてくださったSさんも登場!
常連さんお二人に、Sさんも加わってくださって
これでもう今日は十分!という感じ
笑
みなさんのオーダーを通し終わったら
私もゆるっとストーブ席に陣取って『松江日乗』の読み直し…
そんな感じで更けゆく夜…
突然テンテンが入口に向かって騒ぎだしたので
何だろうと思ったら
3人連れのご家族がご来店
隣の島から御用があって来島されていたそうですが
SNSで読書会のことを知り
お散歩がてらにお立ち寄りくださったとのこと
!(^^)!
常連さんに、短期移住の方に、旅の方…
こじんまりとした人数で静かに過ごす夜でしたが
思いがけないご来店もあって嬉しい限り♪
にぎやかな雰囲気も好きだけど
こんな感じも悪くない♪
みなさんが帰られた後の店じまいは
若干の体の疲れはありつつも
胸の内にはほっこりと温かいものが満ちていて…
今年最後の読書会
しみじみとした気分の中で締めくくることができました
ご来場くださったみなさん
本当にありがとうございました
<(_ _)>
共通の本を読むわけでもなく
感想を語り合ったりするでもなく
珈琲や麦酒を片手に
ただひたすらに
自分が読みたい本を読む。
ただそれだけの読書会なんですけどね
ゆるりと、まったりと、
本をめくる心地よい時間を過ごしてもらえたらいいなあと。
中のヒトももちろん
みなさんと一緒にゆるっと、まったりする気まんまん
笑
来年も引き続き
こんな感じで
ゆるりと、まったりと
金曜夜の、ちょっと不思議な読書会を
開催したいと思っております
どなたさまも、よろしければ、どうぞ…
おまけフォト
毎年使っている「ほぼ日手帳」…
学校に勤めていた頃から利用しているので
今年でかれこれ20年近くになります
1年、ひと月、1週間、1日、と
いろいろ見通しながら動きを把握するのには
とっても便利な手帳です
「記録すること」を楽しめるし
その日の欄の下部に書かれた「読み物」も
ためになったり、おもしろかったり。
カバーも毎年いろんなデザインが発表されて
それもまたファンの心をつかむのでしょう
いろんな意味で楽しめる手帳です
学校では記録用に使っていたので
大きめサイズが都合がよく
A5サイズの手帳をチョイスしてきました
でも…
ちいさいバッグしか使わなくなってきた私には
この大きさと重さがどうにも都合が悪い。
予定管理にしても記録にしても
いつも携帯しているスマホが便利で確実。
以前はなんの躊躇もなく購入していた手帳ですが
いや、結局購入はするのですが
でも
近年はそれぞれの使い勝手と魅力の真ん中で逡巡することも…
ほぼ日の5年手帳を愛用している私としては
日々の手帳にこんなに書く欄はいらないよねというのも
この迷いの裏にはありながら
この手帳自体が好きすぎてやめられない。
「持ってる」だけで満足する人の典型だよね…と
自分でもわかってるのに
(;・∀・)
そんな今日この頃…
こんな手帳を見つけてしまいました
のほほん手帖
笑
…手帳の名前がもうヤバい…
『青と緑』さんのブックフェア開催にあたり
持ってきてくださった本に混じって
ちょこっと置かれていたのです
詩人・西尾勝彦さんの「アイデア」と「ことば」を
出版社・七月堂さんがカタチにした手帖です
黄色と、水色と、うすい茶色。
それぞれ
オムライスと銭湯、コロッケをイメージしたカラーリングなんだとか
名前と、その表紙のゆるさが気になって
中身をぺらぺらっと開いてみてみれば
フリースペースが多めだけれど
手帖として欲しい機能はしっかりある感じ。
月ごとに、また、二十四節季ごとに添えられている「ことば」が
いかにも「のほほん」で
なんとも「のほほん」なのです
笑
気楽に、のんきに、のんびりと…
大事なものを見定めて
いらないものは手放しながら、軽やかに。
そんな気持ちで毎日過ごせたら絶対しあわせ♪
というわけで…
私の2024のテーマは「のほほん」に決まりました
笑
もちろん
「のほほん」気分だけじゃダメですけどね
(;・∀・)
あと1冊、「コロッケ」ありますよ
のほほんと過ごしたい方、オススメいたします
オムライスの話
その「のほほん手帖」
「銭湯」と迷ったけれど
結局「オムライス」をチョイスしました
添えられた説明書きによれば
「喫茶店のオムライス」をイメージしてデザインされたらしい。
「喫茶店のオムライス」…と言えば
思い浮かべるのはやっぱり「チロル」のオムライス♪
はっとり文具店さん横にあった「チロル」
山小屋風の佇まいの小さな喫茶店は
珈琲はもちろん、軽食もいろいろ♪
店主ご夫婦の人柄もとっても素敵で
みなさんに人気の喫茶店でした
真っ白なお皿の上に乗せられた
やさしい黄色のオムライス。
こんもりとしたオムライスの上にとろりとかけられるのは
鮮やかな赤い色のトマトケチャップ。
お皿には味のある筆書きで「チロル」と書かれていましたね
オムライスの両端がしっかり閉じられていれば
それはおかあさんが作ったオムライス。
ちょっと口が開いていたらそれはおとうさんが作ったやつだよ、と
そんな秘密を聞いたのは
チロルが閉店してしまう少し前でした
今は亡きチロルのマスターの愉快なおしゃべりを聞きながら
おいしいオムライスを食べたあの優しい時間…
おいしくって愛おしい思い出のひとつ。
松江特派員②によるオムライス
息子のオムライスはケチャップライスの上に玉子をふわりとかけるヤツです
これはこれでとってもおいしい。