怒涛のようだった今年のお盆フィーバーが過ぎ去って
日常を取り戻した感のある隠岐の島です
未だに日中の暑さは半端ないものがありますが
それでも
吹く風に涼しさが感じられるようになり
朝晩はエアコン切ろうか?という瞬間が出てくるように
…「瞬間」ですけどね…
お盆を過ぎると風が変わる…
夏もそろそろ終盤です

お盆の夜の空は見事に澄み渡りました
見上げれば冴えわたって瞬く満点の星
地上にはあたたかく光る灯篭の灯
不謹慎か、と思いつつ
ついついスマホをむけたくなった
お盆の夜の、対照的な「ふたつのひかり」…
西郷大城、オハカストリートの夜空。
菜館でごはん
若き棟梁が久しぶりに「帰って」きました
風待ちofficeをはじめ
ブンテンのあらゆることに関わって
力を貸してくれた若き棟梁、Sくん。
拠点となるのは大阪なので
ほんとうは「やってきた」と言うべきでしょうが
私たちにとっては「帰ってきた」という感覚になる…
実はお盆前にも帰ってきていたのだけれど
私は本土に出かけていて会えなかったから本当に久しぶり!
というわけで
これまた久しぶりの、「菜館」へ♪

そのまま食べてももちろんおいしいけれど
添えられた塩コショウか、ケチャップか
ちょい付けして味変を楽しむもあり♪

笑
ラスト餃子は誰の口に!?
焼き具合も絶妙の、菜館餃子。

甘辛系の味わいが癖になる、あんかけ焼きそば

( *´艸`)
ぷっくりとした実に
スープのうま味をたっぷりふくんだシイタケは
口に含むとその威力を発揮します
若き棟梁がオーダーした「天津飯」もおいしそうでした!
~写真撮り忘れた~
銘々好みの主食はおさえつつ
人数プラス1、チャーハンのオーダーもいつものこと。
卵やハムのやさしめの味がたまらない
菜館さんのチャーハンも絶対食べたいヤツ…
もちろん
チャーハンはみんなでシェア♪
・・・
息子達がいなくなってから
外食に出かけることはめっきり少なくなりましたが
ここ菜館さんには時折猛烈に行きたくなります
幼かった息子達が大好きだった、お子さまランチプレート。
(今もあるのかな?)
はちゃめちゃ元気だった息子2人をつれての外食は
気を遣うことも多くってなかなかに大変でしたが
菜館さんの女将さんにはあたたか~い目で見守って頂きました
(未だに息子達のことを気にかけて下さっている)
そんな頃は私たちも若かったから
自転車ネタが多かった当ブログを読んでくださっていたからか
自転車柄でこさえたお手製のポーチをくださったり、なんてことも…
(今も私の貴重品入れとして活躍中)
どれを食べてもやさしい味わいのおいしいお料理には
菜館さんを通したそんなやさしい記憶も重なります
お料理の味はもちろんだけど
そこに、会いたい人がいる…
通いたくなるお店って、きっと、そういうことなんでしょう
おいしくって、やさしいお料理を
今日もごちそうさまでした
<(_ _)>
そうそう
私の隠岐暮らしが始まる前年の夏
たまたま隠岐の島に遊びに訪れたことがありました
フェリーから降りてすぐに借りたレンタサイクルを走らせて
とりあえず向かった赤い橋…
その先に続く上り坂にげんなりしつつ
見つけた赤いトマトおじさんのお店が菜館さんでした
その時食べたのは
もやしラーメン、ではなく、マーボ丼
( *´艸`)
汗だくで食べるマーボのおいしかったことといったら♪
他の記憶はすでにあやふやになってしまっているのだけれど
「トマトおじさん」を見つけた時の歓喜と
マーボ丼のおいしさは鮮明に
笑
~私の「隠岐上陸初ごはん」の記憶~
もちろん
その時は翌年ここに赴任してこようなどとは
ゆめゆめ思わずキャピっていた
笑
当時の私に耳打ちして教えてあげたい
「30年後もここでもやしらーめん食べてるよ」って
笑
~菜館(さいかん)~
西郷大橋を渡り切ってすぐの小道を
海に向けて少し下ると左手に見えてくるのが「菜館」さん。
2階の窓辺に設置された青いランプが
くるくる回転しながら点灯していればOPENのサイン♪
「赤いトマトおじさん」の看板が目印です
定休日:木曜日
08512-2-6220

見覚えのあるデザインのTshirtと広い背中が…
笑
Hくんも菜館さん推しのようです
(^^♪
おまけフォト
夕方のお散歩で、久しぶりにでかけた西郷岬灯台。
戦時中見張りを行っていたという小高い丘ぐるりには
いつの間にかたくさんのタカサゴユリが咲いていました

タカサゴユリが咲き出すと、そろそろ夏も終わるね、と
なんとはなしに寂しい気持ちになります
80年前も、夏の終わりを告げるようにして
ここにこの花は咲いていたのだろうか