ちょこっと津和野へ弾丸旅 前編

津和野


ブンテンには「いつかやりたいな~」と思っていることがいっぱいあります

「やるよやるよ」と言いながら
ちっともやらないこともいくつもあります
(^^ゞ

思いついて、もりあがって、あっという間に消えていく妄想や
…ビアバイクとか…
ずうっと心の奥に火種のようにしてくすぶっている妄想や
…薪ストーブとか…
いろんな妄想にとりつかれているのです


そして、そのうちのひとつについて
「いつか」を取っ払い、「今年」、やることにしました
…協力してくれるみなさんありがとう( ;∀;)…


取り掛かるのはまだもう少し先なので
それまでにイメージを膨らませたいねということで
気になっていた、「町のオフィスQ+」を見に行くことに♪

…町のオフィスQ+…
津和野の町中にある『町のオフィスQ』は

元旅館だったという民家をリノベーションしてつくられた
町の課題を解決するための拠点としてつくられた多目的スペースです
「すみよい町を自分たちの手でつくる」という思いのもと
様々な活動が起こりつつある津和野町において
移住者と地元民、町民と行政、ヒトと情報、、、など
様々なことがらの結節点としても意味をもつ場所になっているのだそう






島根のてっぺんの地から島根最西端の町へ♪

というわけで
定休とあわせて連休をいただき
1泊の予定で、いざ津和野町へ♪

こうしてみると
隠岐⇔津和野間って距離ありますよね~…

「町のオフィスQ+」に午後2時到着を目標に
境港を出発したのは午前10時。

そこから、西へ西へ、と、ひた走ります

昼食も車の中でハンバーガーを齧るようにして…
寄りたいところを横目に
会いたい人が暮らす町もかけぬけ
とにかく突っ走る

まさに弾丸旅


今回、山陰自動車道と9号線を走っていて目についたのが
こちらの「うどんの自販機」です。
西部に入るなり、何か所かで出会いました

以前NHK『72時間』という番組で
秋田にあるこの自販機が定点撮影の場所となり
そこでみられた人間模様が話題になった

あの自販機と同じタイプ!!

食べたくてたまらなかったけど
『時間がない』と却下
( ;∀;)


食べたかったな~・・・

そして


なんともタイムリーなことに
件の『72時間』で
『9号線のうどん自販機』を取り合げ放送するらしい!?

録画必須!!

津和野、きた~~♪

いくつかのうどんの自販機を、後ろ髪をひかれつつもやり過ごし
ようやく津和野の町に到着したのは
目標にしていた時間を少しだけ過ぎた頃合い…

目的としている「町のオフィスQ+」をたずねる時間までは
まだ少し時間があったので
津和野の町をちょこっとだけ観光することに♪



・・・・・・・


津和野といえば…
赤い鳥居が連なってある「津和野のおいなりさん」
そして、山陰の小京都と呼ばれる、あの町並みですよね!!
大きな鯉がお濠を泳ぐあの景色…、あれですあれ!!



他にも城とかあるみたいだけど
とにかく時間が限られているというわけで
「太鼓谷稲成神社」と「町並み散策」に絞ることに。


太鼓谷稲成神社

というわけで
まずは第一目的地、小高い山の上にある格式高い太鼓谷稲成神社へ…

鎮守の森を背負ってそびえる真っ赤なお社と
参道にずらりと並ぶ赤い鳥居が印象的な神社です

通常、「いなり」神社は「稲荷」と書きますよね

でも
ここの神社は「稲成」と書きます
この「成」には、津和野藩主様の思いにより
願望成就・大願成就などの意味が込められているのだとか!!
これまたなんとタイムリー!!



お社の横には、お願いごとを書いて供える絵馬が売られていましたが
おいなりさん、ということで、なんと狐型♪


私も一枚お願いごとをしたためて奉納させていただきました…

妄想実現妄想実現
むにゃむにゃむにゃ~~…




お詣りもして、絵馬も書いたところで
ふと周りを見回すと
太鼓谷稲成神社といえば…な、赤い鳥居が目に入りました

鳥居に刻まれた奉納者のお名前のせいなのか
背後にきつね様がおわしますことを思うからか
ずらりと続く鳥居の下をくぐって歩いていると
なんだか神妙な気持ちになります



下ること数分で、鳥居の列は終わりになりました

おや、ここがゴール地点ねとか思いながら
その先に立っていたお土産屋さんの軒下に書かれていた言葉を見てハッとする。

ゴール!と思ったここは
実はゴールじゃなく「はじまり」の場所。

私たちは、車で登ったので気が付きませんでしたが
ここが参道なんですもんね
この鳥居をくぐりながら行くのがお詣りとしては正しいのでしょう



この次訪れる時は
この鳥居をくぐってお詣りしようと思います

もう一度神社に戻り
小高い太鼓谷神社の境内から津和野の町を見下ろしつつ
しばしのんびりと…

眼下に広がる津和野の町には
静かでおだやかな人の暮らしと営みがありました

山に囲まれた盆地に
赤瓦の家々が寄り添うように並んでいて
なんとも穏やかないい景色でした

川沿いの道にはちょうど下校のタイミングだったのか
中学生らしき3~4人の生徒さん達が
立ち止まったり走ってみたり近寄ったり離れたり
楽しそうに歩いていくのが見えました

こんなに高いところに立っているのに
なんだか笑い声まで聞こえてきそうな気になって
ほんわかした気持ちになりました

途中、町を貫くようにして通る鉄道を
列車が1本、走りぬけていくのも見えました

のどかな町をゆったりと抜けていく列車の様子も
リズミカルなあの音も
なんともいえない風情がありますね

これがSLだったら最高だったんだけどなあ
…贅沢すぎるか…

西周や森鴎外など
全国に名を馳せた人物を輩出した、この町。

彼らはどんな思いをもって
ここからこの町の景色を眺めていたのだろう…と
ふとそんなことを思いました


…後編につづく…

津和野旅 番外編

昨日のFacebookの記事で
『72時間』に9号線のうどん自販機が取り上げられることを知り
あまりにもタイムリー!と大興奮♪
私のページでもシェアしました
…録画を忘れないために!!…

すると…

思わぬ方から嬉しい『特派員情報』が届きました


なんとなんと
うどん自販機に立ち寄ってくださったのだそう♪

江の川沿いにある「かわもと」という自販機コーナー(?)

うどんの上にお肉とかまぼこが載った、シンプルにみえるものですが
食べ進むと下からとろろ昆布も出てきたのだそう♪
これで330円!!


湯気も、香りも届きそうなこの画角♪
食べられなかった残念さが消えていくような気持ちになったり
改めて食べに行くぞ~と思ったり♪

今日の『72時間』がますます楽しみになりました



SNSとか、blogとか
一方的に発信することが多い我がスタイルですが
こうして反応を寄せて頂くことがあったりすると
「どこか」で「誰か」が受け取ってくださっているのだな~と
嬉しくなります

最近は時間がなかなかとれなくって
駆け足で書きなぐるようなblogも多々…
それでもいつも読んでくださる方がいらっしゃることに
改めて感謝のひとときでした

ありがとうございました

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