夏のはじまりと、ほおずき

お買い物にでかけた帰り道
八尾川沿いの空の色も、木々の緑も
なんだか朝よりぐっと濃くなったなあという気がして、思わず停車。


先日までの、あのどしゃぶりで
今年の梅雨はおしまいになったのかもしれぬ、と
青々とした空を映し込む川面を
しばし、見つめました



今年の夏もやっぱり、酷暑となりそうですね

よれよれしがちな我々に加え
暑さにはめっぽう弱い
毛むくじゃらのテンテンがいますので
万全な暑さ対策が必須の我が家

しっかり寝て
しっかり食べて
クーラーかけて
元気に、楽しく、この夏を乗り切りたいと
夏がもうそこまできていることを感じさせる
そんな空の下で思いました







嬉しいお届け物

お届け物です、と、細長い箱がブンテンに届きました

「生花」と書かれた箱に張られた送り状には
初めて見る会社のお名前と「前●」という苗字のみ…

前●…
前●…
前●???
よく知ってる苗字だけれど
東京の「前●」には思い当たる節がない・・・

店長さんと頭を傾げつつ
会社名を検索してみました

そこで出てきたおふたりの写真に
「あ~~~~~~~~!!!ボス!!!」

ウルトラマラソンで繋がった、「あの」前●さんでした
~通称ボス~




そして…

中から出てきたのは
江戸の夏風情を伝える
ほおずきの鉢植えに、ガラスの風鈴!!


江戸の夏の風物詩でもある「ほおずき市」。
江戸の…というよりは
浅草寺の夏の名物なのですね

浅草寺にお詣りすると功徳が46000日もあるということで
「四万六千日(しまんろくせんにち)の縁日」といわれ
ほおずき市が立ち並ぶのだとか。

玄関やお店に飾ると
よい運気を運び、金運もアップするのだそう

お店を営んでいることから
こうしてこれを贈ってくださったのでしょう


江戸っ子の粋を感じる贈り物…
嬉しすぎる
( ;∀;)


・・・・

ほおずきといえば
私の中ではお盆の季節の思い出が浮かびます

仏壇に供えたほおずきを使い
祖母が作ってくれたほおずき人形。
ほおずきの皮をむいてくるりと反転
赤くてまあるい実を頭にみたて
むいた皮を折り紙などでまとめてくるんでできあがり。
顔を書いたり、並べてみたり…
ただそれだけなんだけれど
ほおずきの季節になるとそれがとっても楽しみでした

熟れたほおずきの中身を上手に出せば
ほおずき風船に。
それを口に含んだおじやおばが
笛みたいに上手に鳴らしてみせてるのだけれど
どうやってもうまく鳴らせない私は
いつも、すねてしまっていた…

お盆といえば
その頃は、もう涼しい風も吹き始め
夏の終わりを感じさせたものでした

懐かしい記憶のひとつです


・・・・・


サプライズで贈ってくださったお二人のそのお気持ちに
幼い時分のほおずきにまつわるやさしい記憶が紐づいて
なんとも温かい気持ちになった梅雨の夕べでした


素敵なお心遣いを本当にありがとうございました
来年の6月第3日曜日の再会を、心より楽しみにしています

本当にありがとうございました

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