鶴みたいな鳥がいたわとサムライくんから写真が届きました
長い首を伸ばしてすっくと立つその姿は
いかにも「鶴」
マナヅルというのだそうです
一緒に餌をついばんでいる小さな鳥はカナダヅル
数年前から隠岐を越冬地にしているそうで
冬になると時折目撃情報があがります
親子みたいな対格差のマナヅルとカナダヅル
同じ種だという仲間意識でもあるんでしょうかね
そういえば
先日配布された公民館ニュースにも
マナヅルが飛来したと写真が載っていましたが
この子たちのことだったんでしょう
マナヅル
英名 White-Naped Crane
学名 Grus vipio
体長約130cm。分布や生態はナベヅルと似ていて、アムール川流域やモンゴル北東部で繁殖し、朝鮮半島や西南日本、中国揚子江流域などで越冬しています。世界の生息数は6千~7千羽程度と推定されており、出水平野(鹿児島県)ではその5割前後にあたる3千羽程度が越冬しています。
繁殖地はヨシなどが茂る大規模な湿原で、越冬環境はナベヅルよりも湿った湿地を好みます。また、ナベヅルよりも開けた環境を好むため、干拓地のように広い水田地帯を利用します。
日本には11月から飛来しはじめ、2月まで越冬します。
【日本野鳥の会 参照】
越冬のために日本に訪れるマナヅルの多くが
出水ほか九州地方で羽休めをするそうですが
最近ルートを外れ島根県に飛来する個体が出てきたらしい
隠岐の3羽のマナヅルも
ちょいとルートをはずれてやってきてくれたのかもしれません
そういえば
先日は大社の同級生もFBにマナヅルをアップしてました
出雲のマナヅル
photo by M.Takaki
出雲でも越冬している個体がいるのだなと思ったんですけど
そうではなく…
北帰行をあきらめて永住しているらしい
出雲市民(鳥)となっている模様です
笑
そういうケースもあるんですね
(;・∀・)
五箇のマナヅルたちは
春がくれば海を越えまた北の国へと帰っていくのでしょう
隠岐での越冬を終えて旅立つまえに
私も一度お目にかかってみたいものです