今日のblogは
題名と本文がちょっとちぐはぐです
笑
あらかじめ申し添えておきます
数日前までTshirtイチマイで全然平気だったのに
一昨日はロンTが着たくなりました
そして昨日はその上にもう一枚羽織りたくなる寒さになった…
一昨日の雨で、一気に秋が深まった感…
そういえば
昨日の朝の気温は18度
予想最高気温は19度
ほぼほぼ変化なし
(;・∀・)
まだ10月になったばかりだとういのに
こんなに寒くなるなんて…
今年の冬は雪多め、と長期予報が告げていた
ただ寒い日々よりはどうせなら美しい雪景色を楽しみたいし
雪が降るのは嫌いじゃない。
問題は、、、ポンコツすぎる我が家の車
車屋さんにも「限界」を告げられて
買い替え期限が迫っています
そういえば
昨年の雪道では四駆自動解除状態になって大慌てしたことが…
むむむ
大ピンチ
離島の日
爆弾ムスメだとか、じゃじゃ馬だとか、
いろんな評され方をした愉快な女子Mちゃんが
島を離れていきました
職種、性別、年齢、地域、国…
「こうあるべき」という凝り固まった視点…
そうしたいろんな「枠」を
するっとすりぬけてしまう軽やかさは、彼女の持ち味。
誰とでも(おじさんとでも、ワカモノとでも、ノンダクレとももちろん)フラットに付き合える
なんというか、ほんとうに心地よいバランス感のある人でした
海の向こうの大きな世界も知っている
でも
ちいさな島のこの世界も心から楽しめる
そんな彼女のスタンスが大好きでした
こどものとも
Mちゃんのお見送りのあと、図書館に寄り道しました
そこでふと目に入ったこの一角
福音館書店の「こどものとも」!!
しかもやけに懐かしいこの挿絵の感じ!!
「こどものとも」の復刻版です
私が通っていた頃の大社小学校の1年生教室の前の廊下は
ちょっとひろめのホールになっていて、プレイルームと呼ばれていました
そこにもたくさん並べてあったのです
この「こどものとも」シリーズが…
プレイルームの細かなつくりは忘れてしまったんだけど
勉強時間の間の短い休みにちょこっと遊ぶにはうってつけ。
確か…小さな本棚が設置されていて
低学年向けの絵本がたくさん並べてあった記憶があります
担任の先生は糸賀先生
お隣の先生は新宮先生
3組の先生は高橋先生
みんなみんな大好きな先生達だった
あったかい記憶の中にある「いちねんせいの日々」
プレイルームにも教室にも、たくさんあった「こどものとも」…
そのほとんどがどんな内容だったのかなんて忘れちゃったけど
懐かしく、あたたかな記憶の欠片となって心の中にちゃんとある、そんな絵本たち。
この日…
懐かしさの中で手にした(手にしてしまった…)のは
「なんきょくへいった しろ」
日本の動物園でうまれた、『ふいりあざらし』のしろが
南極に帰っていくという物語でした
読み始めてすぐに
これは今ここで読んではやばいぞ…と
なんとなく想像はできたのに
ひきこまれてしまって
途中で読むのをやめることはできなくなってしまった
( ;∀;)
案の定…
これは最後のページです
日本に帰っていく船をみつけた、あざらしのしろ。
しろは、そこにのっているおとうさんをみつけて
「きょー。」と泣くのです
「きょー。」って…
余計な説明をせずただただ淡々と描かれるその光景が
やけに胸に迫ってきて
そして
ついさっき、みんなに見送られて小さくなっていったMちゃんの姿だとか
ずうっと手をふっていた見送りのみんなの姿だとか
短い汽笛がなった瞬間に、甲板の上、ちょっとゆがんだMちゃんの顔だとか
港にあった様々な人の思いと光景が次々とフラッシュバックしてしまい
結果
図書館で咽び泣く怪しいヒトになるという失態
( ;∀;)
…「しろ」とMちゃんがかぶった、わけじゃないけどね…
とほほ
それにしても…
やっぱ、福音館絵本は名作多いな~と改めて思います
あの絵本のせいで、怪しいヒトになってしまったことは悔やまれるが
思い出があって、思い入れがある。
そんな絵本、だれしも心の中にきっと1冊はありますよね
私はいっぱいあります
文字が読めないうちはおうちの人に読んでもらった数々の絵本
絵がやけに気に入ってページが破れるまでめくった本
文字を読めるようになり大きな声で得意げに読んでみせたこと
そういえば
ちいさい「つ」の読み方は
確か「いっすんぼうし」の絵本で覚えたな…
教員になって絵本好きに拍車がかかり
異動するときは大量の絵本を抱えて次の学校へ…
息子達に何度も読み聞かせた絵本は今でも大好きなものばかりです
学校を辞める時に多くの絵本は寄贈したけれど
時々猛烈に読みたくなる絵本があって
ネットで探しまくったことも多々
笑
そんな絵本に出会いなおす時
挿絵だったり
魅力的な登場人物だったり
ちょっとした表現だったり
そうしたものに紐づいて
その絵本を手にしたころの温かな記憶が
胸の中にほんのりと蘇ります
絵本にまつわるやさしい記憶をさぐりたくて
私は絵本を読みたくなるのかもしれないなーと
「こどものとも」の懐かしい表紙を眺めながら思いました
・・・・・・・
折も折…
このブログを書き始めた日
山脇百合子さんの訃報が報じられました
山脇百合子さんといえば、浮かぶのはやっぱり「ぐりとぐら」。
「ぐりとぐら」のシリーズは
お姉さんの中川季枝子さんが原作を
妹である山脇百合子さんが挿絵を担当
姉妹で発表された絵本の中でも代表的な作品です
「ぐりとぐら」は初版から20年は裕に越えているのだそう
私たちは自分が幼い時分ももちろん
我が子と一緒にぐりぐらの世界観にどっぷり浸った世代です
大きなたまごでつくったカステラを
食べたくてたまらなかった!…なんて人はきっと多いと思います
これからももちろん
読み継がれていく絵本シリーズのひとつとなるでしょう
ステキな絵本をたくさん世に送り出してくださった山脇百合子さん…
ご冥福を心よりお祈りいたします
そうそう…
私が子ども時代一番好きだった本(絵本?)「いやいやえん」も
そのお二人で発表された絵本です
しげるくんに共感しまくった子ども時代
親になってからは
息子のやることなすことがしげるくんに見えたりもした…
これまでに3回は買いました
最後に買った「いやいやえん」は
有木小のどこかにまだあるんじゃないかな…
さて
来週くらいには4冊目の「いやいやえん」が
我が家に届くことになりそうです