全国的に大荒れだったこの週末
隠岐地方も大寒波に見舞われました
いつもなら
美しい白の世界に見とれるが常の積雪の朝ですが
8日の積雪量は想像を超え、圧さえ感じるほど…
雪国だよれこは!とか言いながら
苦行のように雪かきに明け暮れた8日でしたが
ほんとの豪雪地帯に暮らす人にしてみれば
これしきの雪…という感じなのかもしれない
東京の道路をうっすら白くした雪で
あちこち転倒する人々の様子をテレビで見るたびに
「え?この雪でなんでそうなる??」
と、いつも不思議に思ってたけど…
立場変われば、というやつですね
そして
一夜にして町を飲み込んだこの雪は
翌9日、一気にあがった気温と夕方からの雨で
わずか2日にして、ほぼほぼ溶けてしまいました
雪で埋め尽くされていたブンテン前の広場も道も
必死で搔いて積み上げた雪山の名残が残るのみ…
どんなに技術革新が進んでも
人知及ばぬ自然の力はやっぱり偉大です
8日のあの雪が
なんだか夢だったかのような気さえする
そんな2月11日の朝なのでした
豪雪のキロク
ただただ茫然
ただただ愕然
思わず息を飲んだ豪雪ぶり
隠岐暮らしも30年を超えましたが
もしかしたら、今回が一番の積雪かもしれない…と。
西郷周辺は記録によれば45cmの積雪。
上西地区は90cmを超える積雪だったのだそう!
海空の便は全て欠航
路面バスも全線運休
町内各地の施設も休業多数
楽しみにしていたパスタイベントも中止となり
お店の営業も断念
雪対策に明け暮れたイチニチながら
それでもやっぱり
雪の日の隠岐は、抜群に美しかった。
というわけで
隠岐の島の豪雪ぶりを
ニシマチ中心ではありますがダイジェスト的に…
2月7日の雪景色
7日からの寒波襲来予報でしたが
比較的穏やかだった7日の日


パスタランチの間もなんどか窓の外を見たけれど
特段、雪が強まる気配はありませんでした

テンテンのお散歩に向かう準備をしはじめた頃。
空から舞い落ちるだんべらが
どんどん密度を増してゆくのが肌感で分かりました

夜には大雪警報が発令されたものの
この時点では、まさかあんな豪雪になるなんて
夢にも思わず…
2月8日の雪景色
8日の朝、窓を開ければそこは雪国でした


外に出せと言わんばかりに窓の外を凝視しつつ
ふがっ!ふがっ!と興奮中
すぐそこにいっぱいおやつがあるというのに
出してくれないなんて、何をかいわんやだよお母ちゃん!
by テン

車はおろか、人っこひとり、いや、猫ですら、未踏…
道も広場も覆い隠して広がるふっかふかの雪原に
ただただことばを失い茫然となるの巻

吹き溜まりなどの深いところでは
かる~く膝あたりまでズボリと埋まってしまうほどでした
計ってみればよかったな~とは、今になって思うこと…
この時は迫りくるイベント開始時間までに
果たしてこれを「入場可能」な状態に持ち込めるのか
そのことだけで頭がいっぱい

ゲレンデならば最高に楽しめるタイプの雪なのに
ここではただただ苦難の根源
ただし、水分が少ないせいか
体積の割に重くなかったことだけが救い

屋根ありの車庫に停めてあるのに
ワイパーはもうがっちりと凍り付いていました

その祠も、鳥居も、そして、看板すらも、こんもりと雪帽子

思わず、くすり
笑
ごはんも、拾った栗も、屋根に積もった雪も
「大盛り」にデフォルメして描かれていて
それが絶妙にかわいかったですよね
まんが日本昔話。
~昭和世代のみかな?共感してくれるのは~


こうなっていく様をタイムラプスで見てみたかった‼

ハコバンが通過したあとにできた1本の轍が
テンテンの散歩道になりました


「雪はおやつ」なテンテン。
目の前に広がるおやつの世界が
嬉しくってたまらないらしい
散歩はちっとも捗りません

その「壁」の向こうには
雪景色の八尾川沿いが広がっていました
~左手は西町、右手は港町~

明け方は-3度近くまで気温が下がったというこの日。
川面には薄氷が漂っていました
零下を切ることはひと冬に幾度かあるものだけれど
川に氷が浮かぶことはめったにありません
雪の日限定の、色無き世界…
凍てつく川べりの景色に魅了され
夢中になって写真を撮っていたのですが
ふと気がつくと
▾▾▾

笑
船の雪下ろしをしておられたようですね
川べりの冷たい空気に首をすくめつつの撮影でしたが
このピースのおかげでなんだかほっこり♪
~ピースのおじさま、ありがとうございました~

轍を巡る今朝のお散歩コース
車もめったに来ないから
堂々とど真ん中を通ってみたりして…
いつもの町の、いつもと違う白い世界の中
なかなかに楽しいお散歩でした
~道雪食う犬も、雪景色を堪能しながらの私も~

もちろん、これもテンテンのおやつです
笑

残念ながら、その重みに負けて折れてしまった太い枝
その枝は今、店内のあちこちで
春の香りを放ってくれています
8日午後の雪景色
こんな大雪ではありましたが
どうしても配達にいかねばならぬところもあり
また
どうしても見たい景色もありまして
ちょこっと車で出動しました

安全を守るためにオシゴト中の警察の方(たぶん)でした
信号機を覆い隠す雪を払っていらっしゃったみたい
この雪の中本当にご苦労様です
<(_ _)>

さらさらの粉雪なので
風が舞うたび舞い上がって雪煙が舞い上がります
有木川沿いの道路は除雪してあるものの、凍結でテカテカに。
この日は選挙の日だったのですが
みなさん無事に投票所に辿り着くことができたでしょうか…
・・・
配達を終えて向かった先は赤橋下の西郷湾。
我が友が「すごい景色を見た!」と送ってくれた写真
それを、わが目で見たかったから…
でもその前に
赤橋が見える場所にちょこっと寄り道です

車を停めようとしたのだけれど
ここも真っ白な雪原になっていて、断念。
白くてちいさい謎のとんがり帽子が並んでいるのを発見‼

至って普通の三角コーンでした
こんな当たり前のものもスノーマジックにかかれば
かわいいフォトスポットになるのですね
~私的にね~

もしかして
こんな雪の中出漁されるのでしょうか?
どうぞご安全に…
大漁を祈ります
そうそう
隠岐に冬の恵みをもたらすカニ漁も
もうまもなくシーズンオフですね

~西郷大橋~

隠岐の最高峰のその山頂は
雪雲にすっぽりと覆われてしまっていました
この日、我が友Nちゃんより届いた写真には
海面一面に広がった「白い板状のもの」が写っていた
え?これって氷⁉
海が凍ってるってこと⁉
それはそれは衝撃すぎて
なんとしても、私も自分の目で見たかったのです
というわけで
西郷湾の奥で目にした「白い絶景」がコチラ
▾▾▾

オホーツクみたい‼‼‼
当然オホーツクなど行ったことありませんけど
(;^_^A
下西の湾沿いに暮らしていた頃
グッと冷え込んだ翌朝などに
海面に薄い板状の氷が浮かんでいたのを目にしたことはあったけど
岸に沿ってこんなに広範囲に氷が浮かぶ海面は初めて…

これはまさに
流氷浮かぶ北海道の海ではないか…

流氷だ、流氷だ~~‼なんてちょっと興奮しながら見ていましたが
正確に言うと、海水が凍ったものは「海氷(かいひょう)」と呼ばれ
流氷はその「海氷」が集結して海を漂っている状態のものを指すそうです
零下1.8度で凍り始めるという海の水
水温が下がるとまず真水部分が結晶化(氷晶)しはじめ
それがゆらゆら波にもまれるうちに結合し
板状の氷となっていくらしい

お日さまがあがってからも気温は零下のままだったこの日。
「大寒波襲来」と聞いていたのに
昨夜はほとんど風の音が気にならなかった…
冷え込みと、無風の夜
そんないくつかの偶然が重なって生まれた奇跡の絶景です

寒さも忘れて立ち尽くした、西郷湾岸。
圧巻の冬景色でした
おまけphoto

島の自然と風景に寄り添って
四季折々、様々な表情を見せる西郷大橋
冬の日の美しさも、また、言わずもがな。
私の大好きな景色のひとつです
~おとうphoto~

