5年ぶりの通常開催となった今年の御霊会風流。
今年は屋台の出店も戻ってくるとあって
この日を首を長くして待っていたという方も多かったようですね
屋台が並ぶお祭りは
隠岐ではこの御霊会風流くらいなので
子どもたちはもちろんのこと
大人もちょっとわくわくしちゃいます
屋台といえば…
息子たちが謎に熱狂していた「サメ釣り」のこと…
翌日にはしぼんでしまったおそろしく高値の風船…
いくつになっても目に入るとつい手が伸びるどんぐり飴にりんご飴…
最近は出店されないそうですが、金魚すくいも楽しかったな
屋台が並ぶ風景には
息子たちが幼くかわいかった(もちろん今もかわいいが)頃の
そんな記憶も重って
下西まではちょっと足を運べない私でさえも
なぜか朝からソワソワと落ち着かないという不思議現象
(^^ゞ
そんな私のソワソワが伝播しちゃうらしく
テンテンも朝からワンワン大騒ぎ…
営業前にニシマチパトロールにおでかけしました
西町通りは神馬の通り道。
御霊会風流の日の朝は
この通りのそこかしこで
御霊会風流を垣間見ることができるのです
・・・・・・
神馬と馬付き衆(西郷馬と東三匹)が
毎年必ず立ち寄る毛利酒店さんでは
お接待の準備が万端に整えられていました
毛利酒店さんのお隣は月あかりカフェ。
平日はお休みですが、この日は臨時営業なんだそうで
店主のゆきえさんが
せっせと店びらきの準備をしているところでした
ブンテンのてんちょうとしては
この方にご挨拶をしないわけにはいきませんからね
笑
丁重にご挨拶、ご挨拶♪
お接待準備に忙しいチーム毛利のみなさんにも
取材に向かう途中の記者さんにも
お耳をたおして、ご挨拶、ご挨拶♪
おばあちゃんにも会いましたよ
テンテンもうれしそうに、ご挨拶♪ご挨拶♪
いつもは静かな朝のニシマチ通りですが
この日はカメラを手に通りを歩く方や
通りに立って馬を待つ方々の姿がちらほらと…
もちろん
道行くみなさんとすれ違う時は
私もおきまりのご挨拶をかわします
『御霊会になりまして♪』
テンテンのように愛想よくはありませんが
(^^ゞ
・・・・
そこからぐるりとまわり
池田自転車店さん前にも行ってみました
知る人ぞ知る
神馬見学の好スポットとなる池田自転車屋前。
~ここでは例年4地区の馬が駆ける~
見学にはまだちょっと早い時間でしたが
ご近所さんもぼちぼち集合し
井戸端会議がてらに神馬待ちのようでした
!(^^)!
そして
昨年オープンした『勝馬屋の里』の前にもお接待準備♪
お酒やおつまみなどが整然と並べられています
神馬に立ち寄ってもらえるなんて
縁起がいいことこの上なし♪
商売繁盛のお願いも聞き届けていただけそうですよね
さて
そうこうしているうちに
東山神社の神様をお連れした西郷馬も
出立の時間となりました
下西に向かう前に
馬付き衆は決まって東山神社へお参りです
裃スタイルの馬付き衆と
そろいのTシャツに身を包んだ西郷馬陣営のみなさん
そして
神社下に立つなんともりりしい神馬の姿
遠目ではありますが
こちらまで緊張感が伝わってきます
集まったみなさんとともに
この小路のつきあたりにしゃがみこみ
息をのむようにして見守りました
お詣りがすむと、この小路でひと駆けし
その後、池田自転車屋さんの前からブンテンの方に向かってひと駆け!!
その迫力に怖気づいてしまい
写真がしょぼいのが悔やまれる
( ;∀;)
その後…
馬付き衆とともに
神様をお連れした神馬は
港町の松前屋さんにご挨拶に向かいます
御霊会風流の日は不思議と雨が降りません。
そして、蒸し蒸しと蒸し暑くなることがとっても多い…
でも、この日はいい風が吹き渡り
最高の御霊会日和!!
松前屋でご挨拶している神馬の上には
抜けるような青空が広がって、なんとも爽やか!!
その後、西郷馬ご一行は西町へ戻り
毛利酒店さん前で接待を受け
立ち寄りポイントをいくつかまわりながら下西へ…
ご無礼のないように
ず~っとついて歩いてみたいな~
( *´艸`)
・・・
しばらくすると
東三匹と呼ばれる三地区の神馬(飯田・東郷・大久)が登場♪
ブンテン前を通過していきました
親しい人や良く知っている方が
こうして馬付きスタイルで歩いていくのを見ると
いつもとまた違う一面を感じられ
なんだか胸が熱くなります
かっこいいぞ、みんな!!
馬付き衆の中には
我が家の息子たちの同級生の顔もありましたよ♪
毎年少しずつ世代交代しながらの馬付き衆。
Sくんも、Jくんも、Hちんも、Yくんも
馬付きで活躍したお父さんを持つ
若手の馬付きさんはやっぱり多い。
凛々しい馬付き衣装で
「よ!」と誇らしげに歩いていく彼らの姿に
幼かった頃のかわいい姿や
彼らの父親の若かりし頃の勇姿も重なって
これがまた、いちいち胸アツ…
大衆の注目を浴びながら
神馬とともに勇壮に駆け抜ける父の姿を
あの祭り場の中で見ることができる『御霊会風流』の日…
幼いころの彼らにとって
それはきっと特別なイチニチで
とっても誇らしいことであったにちがいない
もちろん
怪我や事故への不安もあったでしょうし
祭りをつなぐ苦労も幼心にも感じてきたことでしょう
でも
この祭りの魅力や
これを次に繋ぐことの意味や意義を
大人たちの背中から
あるいは熱い言葉をもって
折々に感じ、受け止めてきたからこそ
この日の彼らがあるのだなあ…と。
なんとも温かく
そしてなぜだか私まで誇らしい気持ちになって
若い馬付き衆を見送りました
そんなこんなで
御霊会風流の話題でもちきりの
6月5日の朝の西町の光景です
みなさま
来年の御霊会風流の日は
朝の西町にもおいでください
神社とはまた違う
ここだけの「御霊会風流」が楽しめます
おまけフォト
今年の御霊会風流は
島外からの見学者も多かった気がします
(私の肌感ですが)
神馬通過前のひと時と
御霊会風流のすべての神事が終了したその後と
お祭り見学のために来島された方たちが立ち寄ってくださって
とってもにぎやかなイチニチでした
!(^^)!
サムライスタイルの旅人も登場!
一瞬、神事に参加する方かと思いました
笑
いろんな働き方暮らし方があるのだなあと
改めて思っちゃった
!(^^)!
これもまたいいご縁でしたよ
また来月も隠岐にきてくれることになりました
再会を楽しみにお待ちしております
そして
御霊会風流といえば…この人。
毎年御霊会風流をとり続けている
西ノ島在住の写真家・丹野志摩さんもご来店♪
ふらりと訪れた西ノ島にほれ込んで
移住を決意したという志摩さん
隠岐歴なんと30年。
島で働きながら写真家として活動していらっしゃいます
ドローンも駆使してダイナミックに撮る写真は見事!
今回の御礼風流の写真もアップされています
Facebookをぜひごらんください
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丹野志摩
久しぶりの対面に沸きましたね~!
!(^^)!
テンテンも、かわいく撮ってもらっちゃった
!(^^)!
丹野志摩さんがみた御霊会風流
志摩さんにお願いして
「志摩さんがみた御霊会風流」を
こちらでご紹介させてもらうことにしました
数枚をお借りしようと思っているのですが
いいシーンがありすぎて
チョイスするのに迷うこと迷うこと…
この調子では
いつまで経ってもアップできないので
今日は3枚だけ、私の独断と偏見でご紹介…