夏の夜といえば「蚊帳」だった
「蚊帳(かや)」って、ご存知ですか?
最近はエアコンをつけて寝るのが当たり前になりましたもんね
蚊帳を見たことないという方も多いはず。
エアコンがなかった私達の子ども時代
夏の夜といえ「蚊帳」でした
窓を開け放ち、部屋につるした蚊帳の中で眠るのです
部屋の四隅にひもをかけ
部屋いっぱいに吊るされた深緑の蚊帳…
それはまるで大きなテントのようで
見慣れた部屋がなんとなく異空間になるのです
その夏初めて蚊帳が登場すると、なぜか異様に燃えましたね
笑
一年間出番を待って押入れにしまい込まれているせいか
それはちょっとだけ埃っぽく
湿っぽさや虫よけの樟脳やらいろんな香りを含んでいた。
…いい匂いでは決してない…
それでも吊るされた蚊帳の中に最初に潜り込むあの瞬間が楽しみで楽しみで
弟と競争で、蚊帳の裾を捲り上げて入ったものでした
蚊帳の中で、風を感じて眠る夜…。
懐かしい夏の思い出です。
中川政七商店「かや織ふきん」
あ。
なんだか長い前置きになってしまいましたが
今日の本題は「蚊帳」、ではなく
蚊帳をつくるのに使われる、「かや生地でできたふきんの話」…。
『風は通すが蚊は通さない』と言われる蚊帳生地。
奈良の伝統工芸として今に伝わりますが
起源をたどると奈良時代よりも以前に遡るのだそう!
中川政七商店さんの代表的な取り扱い品のひとつである「かや織ふきん」は
そのかや生地を使って仕立てるふきんです。
綿のかや織を五枚重ねで縫い合わせたかや織ふきんは
使うほどに柔らかくなり、吸水性も抜群!
丈夫で長く使うことができますよ^ – ^
シンプルな文様のもの
季節の柄があしらわれたもの
台形に折られて花束のようになったもの
当店でも、いろんな「かや織ふきん」を扱わせて頂いています
季節の花色
よろけ縞、あられ
お月見ふきん
花束ふきん
ごあいさつふきん
などなど、季節で入れ替えしながら折々に…
これ1枚でも気の利いたプチギフトになりますが
他の品と組み合わせやすいのもふきんギフトのいいところ♪
お菓子に添えててみやげにしたり
お茶と一緒にご挨拶ギフトにしたり
そうそう
「カタログギフト花束ふきん」もオススメです
カタログギフトの箱の中にかわいいふきんを1枚セッティング
もちろん主役はカタログギフトなんだけど
おまけをもらった気分でなんだか嬉しくなりませんか?
(私は、なる♪)
ちょっとしたプレゼントにオススメの中川政七商店の「かや織ふきん」
秋の贈り物に、ご活用ください
もちろんご自宅用にもどうぞ…
おまけフォト
夕方のお散歩の時に出会った
1列に並んで空に浮かぶ泡みたいな雲と…
雲みたいな、泡…♪