一斉清掃も、島まつりも、雨が心配されている中での決行でしたが
どちらも大降りに見舞われることなく、無事に終了♪
島まつり
4年ぶりの開催となった『島まつり』は
躍る方も、見物の方も、また賑わいの屋台も
本当に盛り上がったのだそう♪
顔を見ながら会話をし
一緒においしい麦酒を呑み
肩たたきあって大笑いし
そんな当たり前がなんと楽しく幸せなことか!!
ブンテンは通常営業だったから
パレードを見に行くことはできませんでしたが
会場(港前通り)に向かう方達の姿が絶えなかったニシマチ通り
途中立ち寄ってくださるみなさんのおかげで
祭りの気配を楽しませて頂きましたよ
!(^^)!
島まつりは『島びらき』。
これからの観光シーズン
この日の盛り上がりで波に乗り
隠岐諸島にたくさんの方が足を運んでくださることを祈ります
一斉清掃
町内の一斉清掃もなんとか雨を免れました
(時間帯によってはしょぼしょぼ降りましたけどね)
前日までに自宅周辺の草抜きなどは済ませているご家庭が多く
当日も集合時間の30分前にはもうみなさん動き出されます
…こういう作業が時間より早く始まるのは隠岐ルール?…
女性陣は気になるエリアの草刈など。
男性陣は溝掃除。
あっという間に辺り一帯
こざっぱりときれいになりました
ブンテン前の空き地(防災公園となる予定)も
はびこっていたスギナとカラスノエンドウを抜き去りました
ちょっと残念だったのは
空き地に一部残るこの小屋の壁に這っていた蔦も取り去られたこと…
いやもちろん
当たり前なんですけどね
仕方ないんですけどね
この壁に這う蔦の葉の小さな紅葉が大好きなんですよね
( ;∀;)
秋までにはちょびっと伸びるかな…
汐風
配達に出かけた店長さんが
いい写真撮れたと嬉しそうに帰ってきました
どれどれ、と、見せてもらって
思わず「お~~~!!」と漏れた、感嘆の声。
スマホの写真に写っていたのは
有木川の対岸にすっくと立つ美しい黒馬と
それにまたがるKくんでした
この馬は御霊会風流(ごれえふりゅう)の有木馬で
汐風(しおかぜ)という名前です
ブンテンの常連さんでもあるKくんから
いつも有木馬である「汐風」のことは聞いていました
時間があると「汐風」の運動がてら
お散歩させてあげているのだそうで
Kくんが厩舎にやってくると
その気配を察してとっても嬉しそうにするのだ、とも。
この写真を見ていると
なんだかそれも分かる気がしてきます
ピッカピカでつやつやの漆黒の毛並み
ウェーブがかかった長い尾っぽはなんとも優雅
張りの良い体はバランスよく整っていて
どこをどう見ても、本当に美しくかっこいい!
きっとよくお手入れされて
みなさんからかわいがられている馬なんでしょう
御霊会風流まであとひと月を切りました
そろそろ各社の神馬や馬付きさんたちの鍛錬も始まる頃ですね
今年は屋台こそ出ませんが
フルバージョンで神事が行われると聞きました
今年の6月5日の御霊会風流の日
漆黒のボディに華やかな飾り衣装と馬具をつけた「汐風」が
有木の神様をお連れして
玉若酢命神社の境内を疾走するのでしょう
楽しみです!!
黒曜石
美しく輝く漆黒の石、黒曜石。
黒曜石が産出される場所は全国各地にあるものの
隠岐の黒曜石は石器などにも使われていた質のよいものとされています
成分を分析することで
隠岐の黒曜石が日本各地に流通していたことが分かるのだそう
歴史的にもいろんなことを語ってくれるオタカラ、黒曜石ですが
隠岐の人にとって割と身近で親しみのある石でもあります
息子達が幼い頃
時々「黒曜石さがし」に出かけたりしましたしね
…海岸でげんこつサイズの黒曜石に出会えたりする…
学校にお勤めしていた頃は
黒曜石で作ったナイフで魚をさばく体験を
子ども達とともにさせてもらったこともあったりします
…うちの包丁よりキレるのでは!?と驚いたほどの切れ味!!…
この島の子ども達が中学校を卒業する折には
町からのお祝いとして
黒曜石のストラップが贈られるます
磨きこんだ黒曜石に螺鈿細工で町章を施したストラップ
(町章だったかどうかはうろ覚えですが)
そういえば、働きだした息子のお弁当入れに
お守り代わりに付けていたことを思い出しました
古来、黒曜石は
「逆境を乗り越える力を与えてくれる」石とされるのだそう…
そうした分野のことは私には分かりませんが
漆黒に光る黒い石と虹色の光る螺鈿の美しさを見ていると
人知を超えた不思議な力があると信じた古の人達の思いも分かる気がしてきます