隠岐高校生主催
遊んで学べるカードゲーム『GEO LISM』大会が
風待ちofficeを会場に開催されました
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まずは準備!!
1時間前から大集合の隠岐高生さん達は気合十分!
せっせと会場準備に取り掛かります
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こうして高校生さんが活動に使ってくれることで
なんだか空気感が変わります
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ほどよくゲーム大会風♪
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最終準備に余念なく、黙々と…
そういえば
この日、リーダー的に動いていたYくんは実はご近所さん。
ちいさい頃からよ~く知っているものだから
こうして活動している姿を見られるのは
なんとも感慨深いものがあります
そして
ゲームの説明をしてくれたHくん…
なんだか見たことあるなあと思って見ているうちに
ふわりと幼い頃の顔が浮かんできました
尋ねてみれば
やっぱり息子の幼い頃の剣道仲間だと判明!!
私の最後の記憶は
小学2年生ごろのまだ幼かったHくん。
大きな道着に身を固め
がんばっていた姿がかわいかったんですよね
こうして高校生と交流すると
懐かしい顔に出会うことがよくあって
その成長に驚かされることがある
この日もまさに、そんな日でした。
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令和3年度からここまでのジオパーク学習の中で
生徒たちが調べ学んだ事柄を端的にまとめてカードにしたもの。
青のカードは人の営み。
緑は独自の生態系。
黒は大地の成り立ち。
ジオパークに係る内容をそれぞれカテゴライズし色分けされており
見た目もなんだか本格的ですね
白と水色のカテゴリーは
SDGsに繋がる「行動」や
問題解決に使える「機器(スマホなど)」だった…かな?
ちょっと失念してしちゃいました
(^^ゞ
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このカードはいわば彼らの学びの成果。
カード自体の完成度然り、ゲームとしての仕上がり然り。
ちょっと驚かされました
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会場特典でもあるこのカードを使うと
なんとポイントがもらえるという設定でした
誰か使ってくれますように
笑
大会開始!!
大会開始15分前くらいから
参加者のみなさんも三々五々に集まってくださって
GEO LISM 大会、いよいよ開催♪
・・・・
まずは3人1組でテーブルに着席♪
この3人が1チームとなってのチーム戦です
今回は3チームが結成されました
そして、用意された資料をみながら
どんなゲームなのか、どう遊ぶのかを掴みます
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どのようにとらえて、どう解決していくのか
自分たちが持っている手札を組み合わせながら解決策を練りあげます
その内容によってポイントが与えられ
ゲームの勝敗が決まるのだそう
むむむ
遊び方を掴む段階でかなり頭を使いますね
…この時点で私の頭はヒートアップ気味…
ゲームの流れを掴んだら
ゲームの勝敗につながる「手札選び」です
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青(人の営み)、緑(生態系)、黒(大地の成り立ち)
それから水色と白
5つのカードから使えそうなカードを選びます
最初に選んだ手札をやりくりしながら3回戦します
(3つの課題をクリアする)
この手札選びを失敗すると後半戦に響いてしまのだそう
だからみんな真剣です
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分からないことは聞きながらできますね
選び終わったらいよいよ課題が提示され
ゲームがスタート!!
その課題をクリアするために
先程選んだ手札をあれこれ組み合わせて解決策を考え
ひとつにまとめながら回答ボードに記入していきます
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提示される課題はいろいろです
例えば…
「電気の節約をして熱中症になってしまった」
「道路で隠岐の固有生物が車に轢かれて死んでしまう」
などなど
それを解決・クリアしていくために
その問題の根っこにあるものはなんなのか
自分たちの行動や暮らし方をどう変えていけばいいのか
「行動」面の気づきや考えを
「隠岐のジオ情報」(手持ちの資源カード)と関連付けながら
ストーリー(解決策)としてまとめていくのです
提示される課題はひとつですが
手札の組み合わせによって
解決策やアプローチの仕方は幾通りもでてきます
手札どうしが意味をもって繋がるようにまとめることが大切らしい…
チームのみんなで頭寄せ合い、喧々諤々。
最初はばらついていた考えが次第次第にまとまっていくと
見ている私もついつい「お~!」と拍手を送りたくなったりして…
そんな感覚や体験も
このゲームの醍醐味のひとつ。
さて
解決策をひとつのストーリーとしてまとめあげたところで
各チームがそれを発表します
…発表が終わったら認め合いの拍手!…
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その手札の使い方などによってポイントが与えられ
勝敗が決まる…のだそうです
残念ながら私はここまでで退席
( ;∀;)
後ろ髪惹かれながらお店の仕事に戻りましたが
時折2階からはにぎやかな声や拍手が聞こえていましたね
和気あいあいと盛り上がった様子で何よりでした
途中、参加したかったが都合がつかなかった、と
見学に訪れてくれた方もいて…
それもまた嬉しかったです
それにしても…
ここまでの学びの成果を
自分たちにとって身近なツールである「カードゲーム」に取り込んで
よくぞこんな形にまとめあげたものだなーと感心です
子ども達の発想ってすごい!
中でも「資源カード」は私のツボ!!
高校生が調べあげた「隠岐」の「ジオパーク」情報が
端的ではあるけれど各分野に渡っていろいろと盛り込まれている…
「カード式ジオ辞典」と命名したいくらい
笑
令和3年度に開発したというこの『ジオリズム』。
その後、R4、R5年度と
この授業(ジオ探)を選択した生徒たちによって
改良を重ねながら今に至っているのだそう。
学びの中で情報を追加したり
遊びの中でルールを改良したり
年度をまたいで学びを繋ぎ
子ど達と一緒にこのゲームはここまで育ってきたのだな…と。
これまでは島後の情報だけだったから
「次」は島前エリアのジオ情報も入れていきたいと、話してくれました
この日来てくれたのは3年生たち。
今までもそうして先輩の学びや思いを引き継いできたように
自分たちの「次の世代」に思いを託し、学びを繋いで
「R5年度のジオたん」を締めくくるのでしょう
シビレるじゃないか、隠岐高ジオたん!!
…ジオたん→ジオ探求活動…
遊び方自体は少々複雑なので
コーディネーターがいないと難しい。
対象年齢も若干絞られます
でも
ちいさなお子さん対象なら
トランプの「神経衰弱」ゲーム的にも遊べますよね
カードをひっくり返せば
次々と出てくる「隠岐」のあれこれ。
それこそ遊びながらいろいろに学べそう!
ここに長らく暮らす我々にとっても
知らなかったことや、改めて気づいたことがいっぱいあった!!
完成形ができた暁には
隠岐の保幼小中学校すべてに置いてほしいくらい
!(^^)!
高校魅力化の柱として始まった、この「ジオ探(ジオ探求活動)」
普通化高校の魅力化をどうとらえるのか
小中のふるさと学習を活かしてどう取り組むのか
担当の先生やコーディネーターさんも
いろいろと心を砕いてこられたことと思います
高校の魅力化…という意味においては
かつての保護者として
また地域に暮らす者として
勉強不足でわからないこともたくさんあって
いろいろ思うこともある
でも
今年の「ジオたん」で出会う子ども達の取組の様子から
この活動そのものが
積み重ねてきたものを糧にして
「幅」を拡げ「深度」を深めてきているんだなあ、と
そう思う場面がいろいろにありました
地域の高校生が
自分たちが暮らすこの島のことをしっかり学び
そのよさを体感しているんだなということ…
いろんな機会をとらえて地域に飛び出し
学んだことを還元しながらイキイキと活動している…
そんな彼らの姿を見るにつけ
ここに暮らす者として
なんとも嬉しく頼もしい気持ちでいっぱいになります
これからの隠岐高ジオ探、楽しみですね
隠岐高生のみなさん
ステキな提案と楽しい時間を
本当にありがとうございました
あまりにカードが魅力的だったから
本当はカード一式貸してほしいなあと思ったりもしたのですが
我がままを言って印刷した一覧を一部もらっちゃいました
(^^ゞ
観光の方たちにとっても
島に暮らす者にとっても
ちょっとした話題のタネになったりしそうだなと思っています
ご来店の折は、どうぞご覧になってくださいね
リアル×バーチャル!!
その日…
風待ちofficeの一画に
ちょっと不思議な双眼鏡らしきものが置いてありました…
なんだろうこの謎のコーナーは…と思ったら
なんと
彼らが取材してきた隠岐のあれこれを
バーチャル体験ができるコーナーでした
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バッドマンの仮面かと思いきや
これは自作のVRグラス!!
スマホで再生した海岸の動画をこれでのぞかせてもらいましたが
海岸に向けて歩くその小径が
なんだか立体的に飛び出して目に映るのです
ナイスアイデア!!
さすが今どき!!