貯イカと朝焼け

いつの間にやら9月も残りわずかとなりましたね

ずっと続いていた島内でのコロナ感染も
ようやく感染者「ゼロ」に落ち着きました

「パンデミックの状況は収まらないがそれでも『終わり』は見えてきた」と
WHOも声明を出しました
もちろん、終息、という意味の『終わり』ではなく
コロナとの共存を意味するのだそうですけどね
それを聞いて、ようやくか~…と、なんだか安堵の気持ち。

お彼岸の連休はお墓参りを兼ねてのご帰省も多かったし
観光の方もたくさんご来店くださいました
懐かしい仲間にも会うことができて
私たちも心から楽しい時間を過ごしました

まだまだその途中ではありながら、長いトンネルの、その先に
出口と思われる光がちょっと見えた…、気がする。
そんな気持ち。


貯イカができた

この連休に、満員フェリーに乗り込んで
松江で学生生活を送る次男坊が帰ってきました

わずか3日ほどの滞在でしたが
その間、釣り三昧

旧blogからご覧頂いている方はご存じかと思いますが
次男坊(あばれんぼうくん)の一番の趣味は釣り
時期になれば、雨だろうと雪がだろうとおかまいなし
試験期間中でも早起きして釣りに行く、なんてこともあったぐらい
(^^ゞ

今回は、釣る気マンマンでの帰省だったようで
帰省中は隙あらば海へ…笑

久しぶりに我が家に「貯イカ」ができました

見事な朝焼け

夜明けが遅くなってきましたね
早朝5時はまだまだ夜の気配が濃厚です

夜が明けていくのを感じながらの、朝仕事…
気が付けばいつしか空は明るくなって。というのが最近のパターン

蒸し暑かった先日の朝
何気なく窓を開けてみると
空全体はまだ薄墨を流したみたいな色なのに
山入端に沿って水彩絵の具ですうっとラインを引いたかのように、赤い。

焼けるかな
焼けないかな

そう思いつつ外に出てみましたが
大当り

久しぶりに、朝焼けの空の下に立ちました

ずううっと動画で撮影してみたらおもしろいだろうな~と思うくらいに
空の色も、川面の色も、刻々と変わっていく

息を詰めるようにして、
空と八尾川の色の変化を眺めました



そうこうしているうちに
ポンポンポンポンと小気味よく響くエンジン音が
背後から近づいてきました

ポンポンポンポンとエンジン音を響かせながら
その小舟は私が立つ八尾川橋の下を潜り抜け
朝陽に向かって、進んでいきました

放射状に拡がる航跡と波紋を残し
川沿いの家々に朝がきたことを伝えるように
ゆっくりとゆっくりと…

なんともいい朝でした

小舟に乗っていたのは、ご近所のおじいちゃんです
86歳の現役のかなぎ漁師さん。
笑顔がすてきな小柄でかわいらしいおじいちゃんですが
こうして小舟に乗って海に向かう後ろ姿の

なんとかっこいいことよ








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