隠岐航路にも冬来たる。

風待ちoffice

ちょこっと御用がありまして
松江まで1泊の弾丸旅にでかけてきました



久しぶりの高速船は
なんと
キャンセル待ちが出るほどの満員ぶり
(; ・`д・´)

予約番号90番。
前々日に思い出して予約した時はまだ余裕の席数だったので
ちょっと驚きのこの朝の光景…

やっぱり予約はしておくべきですね
危なかった…




この時期は欠航率も高まるので
外せない要件に時化が重なるとドキドキのヒヤヒヤです

それでも
高速船が走ってくれている期間は
午後からの会議なら
なんとか1泊でかたがつくので助かりますね

この日はの「御用」は「しまね景観賞」の最終審査でした

今年は隠岐からの応募がほんとに少なくて
この段階で残っていたのはわずかに1件

景観賞になじみがない、というのもあるのかもなーと
ちょっと寂しい気持ちで審査にのぞみました


景色、ではなく、風景、でもなく
誰かに知らせたい、次につたえたいそんな『景観』
それを守るべく取り組まれている『活動』

島後はもちろん島前地域からも

来年は応募があるといいな~と願っています

しまね景観賞

その翌日は朝イチのフェリーで隠岐の島まで…

その朝七類港にたどり着き
目に飛び込んできた波の様子にちょっとビビりましたね

内海で、すでにこの状態…

ざっぷんざっぷん、波打つ埠頭際。
この日の波予想は4mだったから
時化は覚悟していたものの、内海でこれかーとげんなり。

出航して、外海に出れば
船室の窓には、THE 冬の日本海という感じの光景が…

先が思いやられる、船旅のはじまり…

窓の外に見える白波が
なんだかうごめく生き物のようにも見えてきます

ずど~~んと響く鈍い音と振動…
そのたびに、船室の窓までその「生き物」は襲ってきます

隠岐人的には「波4m」となった日の船旅は
こうしたことも覚悟の上
(;´Д`)

ただ、そんな中
ぐらんぐらんの揺れもものともせず
甲斐甲斐しく船室を行き来しながら
「船酔いされる方はいらっしゃいませんか?」
「毛布はいかがですか?」
と、細やかに声をかけてくださる隠岐汽船の船員さんの姿が
なんとも心強く…

隠岐汽船のみなさんも
こんな日の運航は乗客の安全に気を配り心を配り
ご苦労なことも多いことでしょう

時化の日のフェリーにのるたびに
私たちの暮らしは隠岐汽船に支えられている、と
それを実感させられます


そうそう

隠岐汽船さんではクルーを大募集していらっしゃいましたよ

隠岐汽船に興味ある方…
船舶免許や資格を活かして働きたい方…
そろそろ隠岐に帰りたいな~と思っている方…

我こそは!!という方
ぜひ隠岐汽船さん発信の情報をごらんください♪

~~以下、隠岐汽船公式SNSより引用~~

●急募●

本州と隠岐の島を結ぶ航路で働くクルーを募集しております

月額手取り 20歳乗船履歴2年目での目安
甲板部 204,000円
機関部 188,000円
事務部 177,000円
※他社乗船履歴考慮


ご希望の方は随時面接を受け付けております。
詳しくは隠岐汽船HP内求人ページをご覧ください。


・・・・
これは隠岐汽船さんのSNSの記事よりの引用です
写真もとってもかっこよくて印象深かったから
ちょこっと拝借させていただきました

隠岐汽船さんのSNSには
こうした隠岐汽船さんの情報はもとより
島のいろんな風景も載せられていて
私も毎日楽しみに見ています

思いがけない街角の風景とかもあって
これがまたグッとくることも多い
…個人的には「フェリーのまかない飯」の大ファン…

ここに暮らす者でさえそうなのだから
離島された方にとっては
たまらない景色だったりするのだろうな~と…

隠岐汽船 公式Facebook
隠岐汽船 公式Instagram



おまけフォト

15分遅れで港に到着

寒さに首をちぢこめるようにしてお店に入ると
なんだか懐かしいにおいがしました

あ!?このにおいは…と思ったら
やっぱりストーブが、ここに
(^^♪

風待ちofficeにも
ストーブが鎮座していましたよ

エアコンももちろんありますが
やっぱり火がそこにあるとなんだか和む。

立冬すぎて
隠岐の島にもついに「フユ」がやってきました

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