つれづれに~景観賞表彰式・袖師窯・チクタ~

古道具チクタ


三寒四温(激しめの)の日々…
今日からまた「冬」に戻るのだそうですね

それでも、一度、春を感じた我が鼻と目はむず痒いまま。
ハル近し…を体感している今日この頃です

敏感なるハルセンサー。
春が来るのは嬉しいけれど、その前の苦難の日々を思うと
なんともはや…



さてさて

前回のブログをアップしてから、いつの間にか1週間経ってしまっていました

「おいそがしくされているんでしょうねえ」(blogも書けないくらいに)と
先日お客様がおっしゃられたのですが、そういうわけでもなく…

「いつの間にか7日も経ってた!!」といのが正直なところ。
ちょっとした浦島太郎の気分です

この間…

●しまとしょの工事がかなり進んだ!!
\\朗報!!トイレも使えるようになりました//
●最後に担任させてもらったHくんがペンキ塗りにきてくれた!!
●知夫で話題のフレンチレストランオーナーに出会った!!
●知夫移住読本の作者さんファミリーが愉快だった!!
●海士の「しまのおこめ」をゲットした!!

あれこれご紹介したいなあと思うことはいろいろとありましたのでね
そのうちにちょびっとずつご紹介できたらいいなーと思っています

と、いつも言いながら
『旬』を逃してお蔵入りになることが多い
( ;∀;)

第30回 しまね景観賞表彰式 


話は変わって…

第30回しまね景観賞表彰式に出かけてきました

我ら島後からは『西郷大橋』が土木施設部門の優秀賞を受賞♪

西郷港に入ってくると目に入る、この西郷大橋
この橋はどこから見ても、隠岐の海と山とセットで目に入る…

この橋がそこにあることで
島の景色はより鮮やかに印象深いものとなり
日々、心に刻まれていく気がします


私のスマホの中には
いったい何枚この橋の写真が入っているのやら

海士のENTOも公共建築部門で優秀賞でした


ENTOという名前にはいろんな意味がこめられているそうですが
後鳥羽院が流された「遠き島」を意味する「遠島」(エントウ)もそのひとつ。

折も折
後鳥羽院遷幸800年記念事業や『鎌倉殿』で盛り上がっていた海士
この絶妙なタイミングを
「ごとばんさん」も喜んでくださっているかもしれませんね




松江の加島茶舗さんも民間建築部門で優秀賞を受賞されました

茶町にあって加島茶舗さんのこの店舗の佇まいが
なんともいえない味わいを醸し出しています

加島茶舗さんのお茶を当店でも扱わせて頂いているというご縁もあって
とっても嬉しい受賞でした


加島茶舗 ウェブサイト

隠岐からは3つの物件が一次審査を通り
2つの物件が受賞となりました

受賞式に参加しつつ
ふと胸をよぎったのはこれから本格的に動き出す
西郷港周辺の再開発のこと…

豊かな自然と独特の文化伝統が護られ根付いている隠岐だからこそ
そんな貴重な「財産」を生かしながら
町(景観)づくりを進めていただたらいいなあと心から思いました

表彰式に続いて、歴史の大家、藤岡大拙先生の記念公園がありました
先生の島根の歴史への造詣の深さにしびれ…
ここまで景観賞がはたしてきた役割を改めて思い…
その話の合間ににじむチャーミングなお人柄にほっこりし…

改めて先生に出会えたことに感謝しながらのヒトトキでした

この講演会で偶然にも小中高の同級生に遭遇!!


たまたま私の前を歩いていったその後ろ姿にピンときて
追いかけていったらビンゴ!!!
短い時間でしたが嬉しい再会を果たしました

斜め後ろ姿しか見えなかったのに
それも30年以上昔の記憶だというのに
それでも「ピン」ときた私も褒めたいけど
全く変わらないKちゃんはさすがでしたね


Kちゃん、会えてよかった!!
今度は約束して会おうね
(^^♪


何気なく『丸山知事』を撮影したこの1枚に
偶然、Kちゃんの後ろ姿が写っていることに後で気が付いた


写真を撮った時は
すぐそこにKちゃんがいるなんて全く知らなかったから
「おまけ」的についてきた感激ポイントでした


言うなれば…1粒で2度おいしい、みたいな感じ。



おまけフォト

頼まれていた品を探しに、袖師窯さんへも伺いました

ここに流れた時間を思わせる佇まい…
訪れる度に魅了されます
よくよく考えてみると
袖師さんに伺うたび、最初に手にするのはこの二彩(上)の器なんですよね
そういえば…。

まったく夕陽の色ではないのに
なんとなく宍道湖と夕日を髣髴とさせる色味…

大好きな釉のひとつ。


「袖師窯の歴史」を踏襲するスリップウェアの器の数々もステキでした


某古道具マニアさんより教えて頂き
10年近くチェックし続けている古道具チクタさんにもついに潜入

お店に入ると
丁寧に手を入れてよみがえった古道具たちが
流れた時間の分だけ味わいを醸し出して並んでいました

お願いしていたものを受け取るだけのはずだったのに
店内にあるものがドツボすぎて…
(^^ゞ

ずっと欲しくて探していた斗瓶

海を思わせる再生ガラスのこの色もたまりません


斗瓶は思っていた以上に大きくて宅配で発送しました

郵便が番地無しで届いたり苗字だけで届いたりということはザラ。
ずっと以前、独身の頃は「下西 一子様」だけで届けて頂いたこともあります


隠岐アルアル、ですよね


でもこのパターンは初めてかも
( ゚Д゚)

宛名がまったくない

ちなみに確認の電話もかかってきませんでした

この状態で届けてくださったクロネコさんの宅配力(?)に脱帽!!

…この送り状はもちろん私が書きました…

撮った時には気が付かなかったけど
スマホの中の写真を見返していてこの写真を発見
思わず、わ~♪と声が出ました

海の上に、飛行機…
その影を囲むようにして、うっすらと、虹…




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