出張に出かける日の、早朝5時前・・・
やりかけの準備のあれこれを終わらせてしまおうと
まだ寝ているひとりとイッピキを起こさぬように
コソコソと動いていた、そんな時
ふと、目をむけた窓の外が
見事なグラデーションに染まっていることに気がつきました
分店の入り口から八尾川橋までは、徒歩30歩。
スマホだけ手に持って
ほぼほぼパジャマ?みたいなスタイルで
橋の上まで出かけました
気が付いたのが遅かったから
もう、あとはいつもの空に戻っていくだけ・・・と
そんなタイミングではありましたが
久しぶりに出会った美しい朝焼けのグラデーションと
それに染まる八尾川の川面に見惚れた朝。
でもですね・・・
こんなに美しい朝焼けの空は
お天気が崩れる「予兆」なんだそうで…
その後、どんどん雲行きが怪しくなった隠岐の島の空。
それでも風雨もさほど気にならない程度だったから
欠航の可能性なんてこれぽっちも胸には浮かばないままで
午後からの大阪便に乗るべく隠岐空港へと向かいました
ところがです
空港に近づくにつれて
辺り一体、白い靄に包まれていくではないか・・・
むむむ
まさか、まさかね
と・・・
一抹の不安を胸に車から降りて見れば
そこにあるはずの機体はなく
遥か遠くに響くジェットエンジンの音がかろうじて・・・
嫌な予感しかない、そんな状態で空港に入ってみると
ちょうど飛行機の状況を知らせる放送が入りました
視界不良と滑走路上の安全確認がウンタラカンタラ・・・と言うことで
どうやら旋回しながら着陸のチャンスを待っているところらしい
(この辺りで、頭は真っ白)
参加予定の総会は明日だけれど
とりあえず今日のうちに本土には渡りたい
(てか、この日はお友達に会う約束が‼︎)
高速船に乗り換えるにはもうギリギリアウトのタイミング
(てか、どちらにしても高速船は予約でいっぱいの可能性、大‼︎)
とすれば
フェリーからのJR、という超長旅になる
なんとかしてください
神様仏様〜〜😭と
祈るような気持ちで待つこと30分
そのうちに、先ほど遠ざかっていったあのエンジン音が少しずつ大きくなり
そしてそれに重ねるようにして
「着陸しました」というアナウンスが!!
そのお知らせが館内に響いたときには
思わずあちこちから拍手が湧きましたよ
笑
安堵の気持ちを乗客みんなで共有したもんだから
知らない人達だというのに
顔を見合わせて笑顔で頷き合ったりして
笑
着陸してくれて、ありがとうパイロットさん‼︎
不思議な一体感の中、いざ大阪♪
隠岐空港から伊丹空港は1日1便。
1便ではあるけれど
1時間程で関西圏に降り立つことができるのです
離島における日常の暮らしを支えるライフラインとしては
やっぱりフェリーが担う役割が大きいけれど
空港がここにあることで
暮らしの利便性はグッと上がります
午前は出雲便が飛びますが
これまた飛行時間は20分あるか、ないかで、本土へ。
国境離島ということで
出雲便の旅費は半額の助成があります
なんともありがたいことです
さてさて
出張先は名古屋ですがこの日は大阪に前泊。
1年ぶりに会うオトモダチのうちに向かいました
車で拾ってくれるという友達に甘えて
指定された「お初天神商店街入り口」あたりで待ち合わせ♪
それまでは「ひとやすみ」しつつの町ブラです
かくして
私にしては珍しく約束の時間に友と無事合流〜!
そして
旧ブログではお馴染みの呑んだくれ仲間も合流して
オトモダチのうちへと向かいました
さてさて
楽しい時間のあとはこの時期恒例の、名古屋でのヒトシゴト。
我らが業界を取り巻く厳しい情勢を思ったり・・・
でもそんな中
目から鱗、の講演会も聞くことができたり・・・
吸収したこと
見つけたもの
これからのお店作りに活かしていく所存です!
というわけで
いただいた情報と刺激を胸に
明日はまた飛行機に乗って隠岐の島へ♪
あ。でもその前に。
ちょこっとだけ
羽を伸ばしてから帰ることにいたします
ちょこっとちょこっと
笑
こうして友と3人連れ立って
夜の京の街を歩くのは実に4年ぶり
夜の街に戻ってきていた「外国語」と賑わいぶりに
コロナ禍の数年がまるで幻だったかのような気さえしました
そんな気配を楽しみながら
進む老眼、痛む腰、成長した子どもたちのこと・・・と
会わなかったその間に
着実に歳を重ねたことを感じる話題の数々に苦笑いしつつ
だからこそ、こうして「再会」できる喜びもまたひとしお…
大阪の夜も京都の夜も
それぞれに、しみじみと、嬉しい夜でした