相撲番付表、届く。

先日の雨は全国各地なかなかの降り様だったようですね…
隠岐はさほどではなかったものの
島根県各地も、大雨や土砂崩れなどの警報がひっきりなしでした

その翌日早朝5時の八尾川橋より見た愛の橋方面
昨日の断続的な雨のせいで川の色は茶色く濁っていた
こちらは国府山側。
潮の関係なのか水位もずいぶん高く、岸壁ぎりぎり…


福河童様の祠も雨に濡れて、いかにも、の雰囲気…

今朝(7月1日)の隠岐上空はまだどんよりと重たい雲が立ち込めていますが
雨量はさほど心配ない感じですね

それよりも、線状降水帯がかかるという
山口や九州あたりが気になります

辺りを覆う雨雲が
一刻も早く退散してくれますように…



相撲番付

相撲の場所前になると我が家に届く、1通の封筒。
差出人は、隠岐の浜関。
相撲の番付表が入っています

隠岐の浜関は息子と同級生。
中学を卒業すると同時に相撲の世界へ…
卒業式の前にはすでに入門していたので
卒業式の日は制服姿の子ども達に混じって浴衣姿で参加でした

大きくたくましい体躯とは相対して
15歳のあどけなさを残す表情…
送り出す親御さんの思いも想像するにあまりあり
胸がぎゅっとなる思いだった、春の日…



「隠岐の浜」だとか「隠岐の富士」だとか
隠岐縁の力士の名前を探すときは
名前の上に書かれている「島根」を目印にして探します


あったあった♪
隠岐の浜
!(^^)!


「角界」のすべてが詰め込まれたかのような
この1枚の番付表

ひとつでも前へ
一段でも上へ

彼らの日々の稽古にかける思いも
この1枚の表の中にはぎゅぎゅっと詰め込まれているんだなと
毎回手にするたびに思います

長く角界で活躍された郷土力士の大先輩である隠岐の海関が引退された今
これまでとはまた違った思いの中での
巡業・取組であることでしょう

怪我にだけはどうぞ気を付けて
次の場所もがんばれ、隠岐の浜関!!

・・・・・・・

隠岐の海の引退披露大相撲と断髪式
そして、君ヶ浜親方襲名のご披露が
9月30日に両国国技館で開催されるそうです



長く『隠岐』を背負い活躍された隠岐の海関
ひょうひょうとした表情で相撲を取り続けてこられた彼だけど
そのポーカーフェイスの下には
大きなプレッシャーはもちろんのこと
筆舌に尽くせないものもあったはず



隠岐の海が現役の頃は
「今日の隠岐の海は?」といつも見ていた大相撲コーナーも
彼の引退後は、本当に味気なく感じてしまって
あまり観ることもなくなってしまっています

隠岐にゆかりがある方々や
島を離れて暮らしていらっしゃる方にとって
「今日の隠岐の海は?」と眺めるスポーツニュースは
隠岐の海を通して「隠岐」にふれる機会でもあったんじゃないでしょうか

場所の間ここに必ず「隠岐」を冠するお名前があがっていた。
18年もの長きにわたって。


相撲とはまた違う視点での、隠岐の海の功績を思います

隠岐の海関引退・君ヶ浜親方襲名披露の大相撲は
なんと、隠岐古典相撲形式にて!?

そんなことってあるんだなーと驚くと同時に
隠岐の海関の、角界への貢献の大きさを改めて。

粋な計らいですね



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