昨年末のこと。
ホームページのお問い合わせ欄から
『燻製干物を送ってほしい』と連絡が届きました
なんでも『隠岐にまつわる品、隠岐らしい品』を所望しているとのこと…
HPやSNSでお店とか品物をみつけ
こうして連絡を頂くことは時折あって
そのたびに、どんな方なのかな~と
ちょっとわくわくした気持ちになります
隠岐ご出身の方なんだろうか
それとも、旅で来られて懐かしんでくださっているのかな
どちらにしても
海の向こうの小さなお店の発信を見つけてくださったことに
なんだか(勝手に)ご縁を感じてしまうんですよね
その後のやり取りの中で
ご注文をくださったTさんは
隠岐の方でも、旅で訪れられたわけでもなく
この干物たちを「演劇の小道具」として使いたい、と…!!
▼▼▼
百人一首を題材に、百の物語をミュージカルとして上演する…
というものらしい・・・
百ある歌の百の物語を
たくさんの演者で演じながらつなぎたいというこの演劇。
今回はその中の第11話で
その主題となる歌が
わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海人の釣り舟
島後の方には馴染みの深い、小野篁が詠んだとされるあの歌です
百人一首の世界をそのまま演じるのではなく
それをモチーフにした現代演劇のようですね
第11話のあらすじ
閑職にあったロボット研究者の男は
3年前に妻を亡くして以降
⼀⼈娘との折り合いの悪い⽇々を送っていた。
ある日、納⼾に置いていた試作ロボ「カスガイ」が再起動する。
くど過ぎるロボットと、父娘の運命や如何に!
なんだかおもしろそう!!
さて
ここで気になるのは
小道具として選ばれし燻製たちの役どころ。
尋ねたところによると
隠岐出身、という設定のママが営む飲み屋さんで
小道具的に登場するのだとか
もちろん
「出演」の後の燻製は
みなさんで食べてくださるらしい
笑
というわけで…
年末のリハーサルにあわせて、第1陣の「小道具たち」を送付。
そして
いよいよ本番公開直前ということで、先日もう一度。
演劇の小道具として抜擢いただいたマルコウさんのおいしい燻製干したちを
このミュージカルの成功を祈って送り出しました
The 百人一首shoW_2024初春
1週間に渡っての公開です
日時:1月17日(水)~1月23日(火)
場所:東京【音響芸術専門学校】
全席自由
東京近辺の方
演劇や短歌の世界に興味のある方
ぜひ、足をお運びください♪
もしももしも。
その舞台の中で
ちいさなちいさな「隠岐の島の小道具」たちの活躍ぶりを
見つけたよという方がいらっしゃいましたら
ぜひとも当店までお知らせください
笑
干物たちをみつけて抜擢してくださったTさん
「隠岐出身のママ」役、がんばってくださいね
隠岐の島より、盛況を祈っております