毎年1月15日に行われる今津のとんどさん
とんど焼きといえば
正月飾りや書初めなどを持ち寄って火にくべ
その年の無病息災や学業成就などをお祈りするもので
どの地区でも行われるお正月行事です
各地区で少しずつの違いはあるものかもしれませんが
今津のとんど焼きはとにかく大きい!!
なんもかんも大きい!
大きな櫓!
(ご神木とする4本の竹を組んだ櫓)
大きな宝袋!
(願い事を書きこんだ紙袋)
大きな吹き流し!
(櫓の上に取り付ける飾り)
そしてなによりあのスケール感!
(ふんどし一丁の若者たちが海にじゃんじゃん飛び込むのだ)
隠岐の中でも勇壮なとんど焼きとして知られています
今年はコロナ禍もあって開催されるのだろうかと思っていましたが
みなさんの願いを受けて無事に開催…
それでもこのコロナ禍の中いつも通りにいかなかったことは沢山あったことでしょう
参加を断念されたりこれに併せての帰省を諦め遠くから祈るに留めた方もきっといらっしゃるはず
こんな時だからこそ
地区の方にとっても印象深いとんど焼きとなったことと思います
…今津とんど…
毎年1月15日に今津地区の漁港で行われるお正月行事
4本のご神木を組んだ櫓とともに
正月飾りなどを燃やすことで
この1年の無病息災や航海安全、大漁などを祈願するもの
各家ごとに正月飾りを詰めて願い事を書き込んだ「宝袋」~さいふ~を
この櫓に取り付けて祈りを込めつつ火を放つ
10Ⅿほどもある櫓が火に包まれ燃え上がる様は壮観
櫓が海に焼け落ちたところで
下帯姿の男衆「とんど切り」が次々と厳寒の海に飛び込み櫓を目指す
そして
まだ燃えている櫓を解体しご神木を引き上げる
魔よけのご利益があるといわれるご神木は
結婚や出産、新築などの慶び事があった家に届けられるのだそう