令和元年度 隠岐高校卒業式

コロナ問題にぐらんぐらんと揺さぶられる中
令和元年度隠岐高校卒業式が挙行されました



卒業生と保護者の椅子だけが整然と並ぶ式場には
在校生の姿も、来賓も無く、
3年前の入学の日には迫力ある演奏で迎えてくれた
隠岐高ブラスバンド部ももちろん無し…涙

華やかな紅白の垂れ幕 とはうらはらに
がらんとした寂しげな印象の体育館


ちょっと寂しい気持ちで受付を終えたのですが
会場入り口で迎えてくださったS先生から
この状況だけれどみんなで精いっぱい送り出してやりましょう、と
あたたかなお声がけ

進路もまだ未定だし
コロナのせいでばたばただし
スーツの準備すらろくにできていなかった私
なんとなく心ここにあらずだったよ、と、猛反省
(;’∀’)

S先生のおかげで
ようやく卒業式モードにフレームインできました




令和元年度の隠岐高校卒業式は
粛々と、淡々と進みました


異例の形ではあったけれど
他県では卒業式も行えなかった学校もある中で
保護者参列のもと
息子たちの3年間をこうして締めくくって頂けたことは
本当にありがたいことだったなーと…

・・・・・・・・

授与式のあとは各教室で
先生と仲間たちとの最後のホームルームがありました


前面の黒板には先生が描いてくださったという黒板アートとメッセージ…

体育祭のデコの絵を
昨日先生がここに描かれたものなのだそう


背面の黒板には
この1年の思い出を切り取ったスナップと 子どもたちの思いが
それぞれにちりばめてありました



卒業証書は担任の先生から一人ひとりの手へしっかりと…

そして
証書をもらった後にひとりずつが
卒業を迎えるにあたっての思いを述べました

嬉しかったこと、辛かったこと
受験勉強のこと、部活動のこと、仲間への思い
先生への感謝の気持ち、家族への気持ち…


照れ屋さんは照れ屋さんなりに
かっこつけさんはかっこつけさんなりに
お笑い担当はやっぱりお笑いで
淡々と語る子あり、こみあげる涙にむせぶ子もあり…

みんながみんな、自分のコトバで、しっかりと語りました

それぞれの3年間を垣間見たかのような気持ちになり
そして
それがどんなに素敵な時間だったのか、本当によくわかり
こちらまで胸が熱くなりました

「ここでは素の自分をだせた」と語った子がいましたが
どの子にとっても自分の「居場所」がちゃんとある、
そんな教室だったのだろうと思いました

・・・・・・・・・・・


最後の先生からのお話は
巣立ちゆくこの子達へ力強く温かなメッセージでした


『置かれた場所で咲きなさい』

もしかしたら
子どもたちも耳にしたことのある「ことば」だったのかも


でも

これまで過ごした温かなこの「場所」を巣立つ今
それぞれがそれぞれに自分の「場所」に向かう今

先生ご自身の経験とそこにある思いを交えて語られたその「ことば」は
深い思いと意味をともない、「生きたことば」となって
子どもたちの心にしっかりと刻まれたはず

次なる「場所」へ向かう子も
この島をその「場所」と決めた子も

これから先、ことあるごとに
その言葉の意味を思うのでしょう



お話そのものもでしたけど
それを伝える先生と受け取る子どもたちの間にあるものも素敵だったな…

こらえようとも抑えきれない涙の中
涙によれよれになりながら
それでも果敢に自虐ネタをはさんでくる先生と
それを聞きつつ涙目で笑う子どもたちの姿から
日頃の関係性がとてもよく伝わってきた

すてきな時間を先生と生徒でつむいできたんでしょうね

なんとも微笑ましく温かく
でも、そこにはどこかしんとした寂しさがあって…


見ていた私達も胸がぎゅっとなりました…


おしまいに
思い出深い学園祭での合唱を聞きました

blogより…隠岐高校学園祭


いい仲間に恵まれた3年間だったんだな…
すてきな先生に出会えた3年間だったんだな…

それをしみじみ感じたイチニチでした



・・・・・・・・・

3月1日
高校生活最後のイチニチ

ホームルームが終わってからも
教室には「卒業生」さんたちの声がさんざめき…

仲間たちとの時間をいつくしむように過ごす
こどもたちの姿がありました


この日を迎えられたことに
そして
彼に出会い、彼を支えてくれたみなさんに
心より感謝いたします

ありがとうございました


息子たちのハレの日に必ず届く
おばあちゃんの赤飯

おいしくうれしい、めでたのごはんです



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