うっすらとしはじめた意識の中に
じわじわと攻めてくるアブラゼミの鳴き声で目が覚めました
時計を見れば5時過ぎでした
カーテン越しの光はまだ弱い
少し前のこの時間はもうすっかり明るかった気がするのに…
遅い梅雨明けに、あの豪雨
ナツを感じる前に立秋を迎え、あと少しでお盆です
どこ行った!?今年のナツ!!
ナツヤスミ
ひさしぶりに「残務整理」のない定休日
午後から海に出かけました
豪雨の爪痕が残る道路や川べり
流れ込んだ土砂の影響で茶色く濁ったまんまの内海
向かう卯敷の海はどんな感じなんだろう?と思ったけれど
・
・
・
相変わらずの美しさ!!
砂浜は水に削られいつもの美しい表情ではなかったし
海水も濁りがまだあり浸かって遊ぶ気にはなれなかったけれど
漕ぎだしてしまえばいつもの「蒼」が出迎えてくれました
台風接近中のこの日の隠岐の島は、若干風強め
ほんとうは湾を出たあと
東に進路をとり浄土浦に向かいたかったのだけれど
風の強さにそれは断念
近場の洞窟巡りに変更です
浜を出てすぐの小さな洞窟
入口付近は海底が砂地なので蒼の世界が拡がります
ただし
このあたりの洞窟は小さくて
入口付近にカヤックの頭をつっこむくらいで終了
少しずつ強まる風に少々不安を覚えつつも
もう少し先へ…
20分も漕ぐと
岩の裂け目に沿って奥へ入り込んでいく大きな洞窟に到着
31度を超える気温のこの日でしたが
洞窟の中を奥へ奥へと進むうちに
空気が徐々に徐々に冷たくなっていくのを感じます
まさに天然のクーラー状態♪
カンカン照りの中を漕ぎ進めてきた
我ら五十路チームには極楽ポイントでした
侵入者を不愉快に思うのか
時折蝙蝠らしき生き物がパタパタパタっと不器用に羽ばたいて
洞窟奥に向かっていきます
コロナって
蝙蝠由来のウィルス説もあったよな
(;・∀・)
もう少しゆっくりしたいところでしたが
次第に強まる風が不安だったので
重い腰をあげて出発
あの2つに割れた岩あたりまで
今度は行ってみたいなーとか思いつつ洞窟を出たところで
風が一段と強くなっていることにちょっと驚く
(;’∀’)
なんとか最初の小さな洞窟まで戻ったところで
蒼にひかれて再び寄り道
小さな洞穴を潜る店長さんを写真に撮ろうと思い
スマホを取り出した、その間、わずか十数秒
再び視線を戻すと
そこにいたはずの店長さんが消えていました
????
一瞬の間に
なんと私のカヤックは流されてしまっていた模様
慌ててパドルを持ち直し
必死のパッチで崖を廻りこもうとするけれど
風が巻くのか思うように進まず大慌て
なんとかかんとか店長さんがいるところまで帰りつき
もうやばいよーーー!!!
流されるよーーーー!!!
とか叫びつつ
必死の思いでそれでも撮ったのがこのイチマイ
こうしてみると
私の必死感が全く伝わらないのがもどかしい
( 一一)
その後は岸に向かって全力で…
つかの間の海上散歩を終えました
風の強さに一時はぎょっとしたりしたものの
わくわく感と解放感を味わいながらのツーリングは
なんともいえないものがある
じゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ
いつしか我が心に積もった澱をすべて洗い流した気分
これぞ「命の洗濯」ですな
(^^♪
海がすぐそこにある暮らしの贅沢を思いました
次はこの夏が終わる頃
「プチこころ旅」に訪れる「こころの友」と
海上散歩を楽しみたい…
台風
来ませんように
( 一一)
おまけフォト
海からあがって
カヤックを洗って片付けて
さて
本日の真剣勝負
麦酒をかけてのジャンケンポン
にしし
( *´艸`)
勝ちました♪
・・・・・・・
帰る頃には怪しげな空模様に…
ギリギリセーフの滑り込みだったんだな
・・・・・・・・・
この日は鍋国さんのうなぎをテイクアウトで…
お盆休みでかえってきていたアバレンボウくんの大好物なのです
・・・・・・・・・
ピッカピカのピッチピチ♪
もちろん島育ち♪
吉崎さんちのパプリカです
肉厚で、ジューシーで、とってもおいしい
( *´艸`)
ハマっているのは
なんといっても焼きびたし♪
無限パプリカ状態に陥ります
笑