3月に入り高速船の運航が始まって
島も少しずつ人の動きが出て来たなあと感じる場面が増えました
高速船が走ると島前島後の日帰りもできるし
島後本土だって日帰り旅が可能になるのです!!
そのせいもあって
島前からのオキャクサマが多かった先週末。
島体験生としてやってきた若者
島前に移住して来ました、という方
島後から島前に引っ越したという方
そして
おなじみのふらり旅のみなさん
笑
観光だったり、呑み会だったり、買い物だったり
軽やかに島前島後を往来している「ふらり旅(仮称)」のみなさん
島後住みの私なんかより
島後のおいしいお店や観光地を知ってるのではないかと思うほど。
遠出する時間はなくても
こうして船にのってお隣の島に行くだけで
なんだか旅気分を味わえちゃう隠岐暮らし。
彼女達の「ふらり旅スタンス」は
ある意味、隠岐の楽しみ方の見本と称したいくらい!!
生姜紅茶を飲みつつPCに向かっていた今朝のこと。
防災無線から流れてきたのは
『フェリーの春ダイヤ、スタート』のお知らせでした
お待ちかねだった3隻体制での運航が
ようやく戻ってくるのです
春だ春だ、春が始まる♪と
そんな気分になった朝
隠岐汽船が運んでくるかのような、島の春です
![](https://i0.wp.com/kyomiyabunten.com/wp-content/uploads/2021/04/67D2D20A-0C84-47DB-A94F-59B1A0940FDF-1.jpg?resize=700%2C525&ssl=1)
西郷岬灯台の下を通り過ぎる、鬼太郎フェリーに
満開を少し過ぎた桜が色を添えて
なんとも見事な景色でした
その下でテンテンが夢中になっていたのは桜の花びら…
無論、花びらはテンテンの食べ物です
笑
今年のサクラだよりは例年よりちょっと早いのだそうですね
島中が桜色に染まる季節も、もうすぐそこです
桜と、灯台と、鬼太郎フェリー
おまけフォト
![](https://i0.wp.com/kyomiyabunten.com/wp-content/uploads/2024/03/5A37E4AF-270A-406B-A494-8764A15CD77B-1.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
暖かい室内で一気に花が開きました
ブロッコリーになる予定だったとは思えないかわいさを醸し出す菜の花。
でも、先端はちゃんと「ブロッコリー」を主張しております
![](https://i0.wp.com/kyomiyabunten.com/wp-content/uploads/2024/03/02FB3FD3-2506-4474-B567-84C371BE45BF.jpeg?resize=600%2C800&ssl=1)
お友達のTちゃんが届けてくれた可憐な花
デンドロビウム…だったかな?
胡蝶蘭のような華やかさはないけれど
透明感のあるお花と可憐な立ち姿が魅力的ですね
しばらく店内で楽しんでいましたが
少々力がなくなってきたところで
「養生」のためにTちゃんちへと戻っていきました
ひと口で「ラン」と言ってもその種類は膨大らしく
野生種と園芸種を合わせれば
地球上の植物の1割を占めるほどなのだそう
うまく管理すれば長らく花が楽しめるし
培養して増やすこともできるとあって
愛好家も多いのだそうですよ
自分で育てた花がこんなに美しく花を咲かせてくれれば
ハマってしまうのもなんだか分かる…
しばらく蘭から遠ざかっていたというTちゃんですが
そのうちきっと家中あちこちが
増殖した蘭で飾られる(埋め尽くされる)ことでしょう
![](https://i0.wp.com/kyomiyabunten.com/wp-content/uploads/2024/03/2899A4B2-75A8-4B81-B5A9-E9C8B97131E4.jpeg?resize=600%2C800&ssl=1)
いつもの散歩道で、気になる木を見つけました
低木がならぶこの道沿いに
秋の名残の木の実を残して立っていたこの木。
真冬の間は葉は全て落葉。
この実だけが目立っていたけれど
季節が進むうちに、緑のま~るい房のようなものが出てきました
葉っぱにしては、丸くて筒状。
昨年の木の実ともカタチが違うから、実ではない。
こんな状態の植物は初めて目にしたものだから
なんだろうなとずっと気になっていたのですが
聞くところによると、これは「ヤシャブシ」という木なんだそうで
この緑のものは、花芽なんだそう。
そして…。
隠岐のあちこちの道路沿いで春になると見かける、房状の花。
見た目がちょっとグロテスクだなーと思っていた、あの「謎の花」。
この緑の筒状のものはそのうちに開花
動物の尾っぽのように垂れさがり
あの「謎の花」になるのだと判明しました
![](https://i0.wp.com/kyomiyabunten.com/wp-content/uploads/2024/03/D8E3566A-EF08-409E-953D-0E5D392A388E.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
なーんだあれか、よく知ってる木だったじゃん…と
少々拍子抜けはしましたが
正体が分かってちょっと嬉しい♪
ついでに、あの「謎の花」を咲かせる木の名前も分かった
(^^♪
以来、この木の実が目に入ると
「ヤシャブシ、ヤシャブシ」とつぶやきたくなっちゃいます
テンテンとのお散歩が日課となって早4年半。
こうして毎日歩く中で
未だに「初めて知った!!」「初めて見た!!」なんてことによく出会います
島暮らし30年にもなるというのに、です。
割としてきたつもりの、外遊び。
そんな中で島の自然の中のあれやこれやが
視界には入ってきていたはずなのに
ただただなんとなく見過ごしてきたんでしょうね
興味を持つここと、知ろうとすることで
「情報」は、初めて自分の「知識」となる。
そうでなければ
脳のアンテナをするりとすり抜け落ち
記憶に残ることもなく消えていくもんなんでしょう
例えばこの「ヤシャブシ」が
ずうっと私の暮らしのエリアにあったというのに
なんの興味を寄せられることもなく、するっと見過ごされてきたように。
暮らしの中で出会うちいさな疑問は
我が脳みそに刺激を与える大きなチャンスなんですな
(^^ゞ
![](https://i0.wp.com/kyomiyabunten.com/wp-content/uploads/2024/03/6E91B0D8-CBB2-4A47-A51E-8361A7BC408F.jpeg?resize=700%2C525&ssl=1)
空港公園の桜の枝に、カメレオン!?…と思ったら
恐竜のお人形でした
ここを通る誰かさんをびっくりさせようとして
誰かさんがここに置いたのか…
誰かさんの落とし物を拾った誰かさんが
誰かさんの目に留まりますように、と、ここに置いたのか…
かわいい恐竜のお人形が
誰かさんのお迎えを桜の木の上で待っています
早くおうちに帰れますように
ヤシャブシどこかで聞いたことがある様な懐かしいひびき 「なんだったかいな〜」思案する事しばし・・・
メダカを飼い始めた頃、卵がカビないように稚魚が死なないようにとメダカ屋さんで購入して水槽に入れていました。
殺菌作用がある様でそれなりに効果があった気がします。 今は飼育も慣れてきてヤシャブシを使う事もなくなりました。 松江の山へ探しにいったこともありました。島後にはハバ海苔があり、ヤシャブシがあり、何でもありますね〜。
沢山とってブンテンさんで販売したらいかがでしょう?
淳 東(めだかのおっちゃん) さま
なんと、あの動物のしっぽのような奇妙な花を咲かせる木…
メダカの飼育に役立っているのですね~!驚きです!!
「ヤシャブシ」と判明して以来、やけに目につくようになったこの樹。
実にいろんなところに自生していることが分かりました。
島前には生えていないのですか?
だとしたら、そんなに植生が違うものなの?と思うほどに
島後ではあっちこっちで見かけますよ~!
商機、、、となるかどうかは謎ではありますが
経験に基づくおもしろい情報をいつもありがとうございます!