雪に覆われた1週間~2023~

それにしても、今回はすごい雪でしたね~…

私がお店に入ってから(もうすぐまるっと11年になる)も
何度か大雪が降った年はあったけれど
こんなに長いこと雪に埋もれたまんまで過ごしたことは無かった気がします

この前にやってきた「大寒波」っていつだっただろう?と記憶の掘り起こし作業。
中条小に勤めてた頃は大雪に何度か見舞われて
雪で休校になったことも2度3度とありましたね


中村小に勤務していた時代は
武良道の雪がすごすぎて始業に間に合わない先生がいたりなんかもしました
(一人だけじゃなかったですよ。)
その年の寒波たるや…
確か、マイナス7度の記録をぶちたてました
朝の室温もマイナスだったのが衝撃的だった
( ;∀;)

昨日は朝から役場に出かける用事があったのだけど
我が家の2駆状態(4駆故障中)の車ではとても出かけられず
誰かに送ってもらうか…
覚悟決めて歩いていくか…
それともタクシーで行くことにするか…
あれこれ逡巡した結果
結局、長靴スタイルでタクシー乗車。

会議に出るのにまさか長靴スタイルになるなんて

帰りは歩く覚悟でしたけど
一緒の会に参加したYさんに拾っていただき助かった!!!
( ;∀;)
ありがとうございました

なにはともあれ
昨日まで除雪が入らなかった西町通りにも
除雪隊が入ってくださりある程度の雪をかきとってくださいました

道路が細い西町は
除雪した雪をトラックで運びだす作業も必要…
ショベルカー&トラック、という2段構えでの除雪作業
本当にありがとうございます


今日は気温も5度ほどまでになるらしい
明日は10度を超える、とも…
これでしばらくは雪とおさらばできそうですね

とは言いながら
いつもの町が雪に覆われた白一色の世界の美しさと
その雪と無心に戯れるテンテンのかわいらしさには
この1週間、ほんとうに楽しませてもらいました

だからね
溶けていく雪がちょっと惜しかったりもするのです

勝手ですよね


というわけで
今日のブログはこの1週間の雪景色をダイジェストで…

寒波と大雪 in 隠岐の島

寒波初日は先週の火曜日でした

早朝はまだ冷たい雨だったというのに
いつの間にか雪に変わり
あれよあれよという間に町を白く染めてしまった
夕方にはこうなりました

新雪に埋もれるようにして、テンテン、猛ダッシュです
カッパ公園はすっかり雪で埋まっていました
その雪に、テンテンも首までずぼりと埋まっていました
朝の散歩は店長さんと一緒に西町界隈をお散歩です

雪の降る日も時折青空が見える一瞬があります


そうした時の、空と雲の美しさたるや。
他のどの季節の空とも違う、圧倒的な美しさ…
新雪をけちらすようにして遊ぶテンテン
寒波が緩み始めると
雪は少しずつ水分が多くなり重くなります

そんな中でもとにかくずぼずぼ埋まりながら走るテンテン
彼女が通った道筋は、1本の溝となり
それはまたテンテンの通り道となるのです
樹々の枝にも雪がまとわりついて
雪国の樹氷を思わせる風情になっていました


樹氷って、英語で「アイスモンスター」とか「モンスターツリー」とか表現されるのだそうですね

雪に覆われた枝を見ていると
何だかその理由が分かる気がしてきます
この朝はブンテン前の電線も着雪がひどかった…
どうか切れたりしませんようにと願うばかり。

島内では停電に見舞われた地区もあったと聞きます

こんな雪の日に停電なんかしたら
お手上げですもんね
零下のイチニチを超えた日の朝。
雪はさほどでもなかったけれど
身を切るような冷気に包まれていた夜明け前の八尾川です
水曜日、木曜日、と少しずつ緩んだ寒波。
もう大丈夫かなと思っていたら
金曜日の夜から、再びの大雪

油断しました、完全に…。
島後では、ひと晩で42㎝の積雪を記録したのだそう!!




というわけで
やっぱりこの日の朝も八尾川橋へ…
愛宕山も雲の中。
飛行機も欠航
もちろんフェリーも欠航ですのでね
海も空も全線全便欠航の2日間でした

後ろを振り返れば、ブンテン。

この日も果敢に営業いたしましたが
ご来店くださった方は、もちろん片手で事足りるくらいでした
八尾川から国府尾山側を眺めれば、そこはまるで墨絵の世界…

見慣れた竹林の丘はいつものシュッとした風情と違い
頭(こうべ)を垂れた稲穂のようになっている…
午後になって顔を出したおひさまのおかげで
少しずつ起き上がり始めた一群の竹。
31日現在、すっかり元通りとなり
各々に天を指してすっくと立っています

しなやかさは大切ですね
竹はもちろん
私たち人間も。
ここから眺めて
川の左岸が西町、右岸が港町、正面に見えるのは金剛山です

どこもかしこも雪化粧。

ここから眺める川沿いの景色には
自然の美しさと人々の営みが混ざり合い
なんともいえない魅力があります

春には春の
夏には夏の
秋には秋の
その季節にしかない、豊かな風情。

冬には冬の、景色の魅力がありますが
雪景色ともなるとまた格別なものがある。

非日常の美しさです
この道路状況ではとても走れない我が家の車。
雪下ろしもされず、雪だるまみたいになって
このまましばらく放置決定…


日曜日の朝、窓を開ければ美しい空が拡がっていた…

そろそろ朝ご飯の支度をしようかと思い始めた
朝6:50のこと。


その次に窓を開けたのは、店長さんが起きて来た、7:05。

「今日は空がきれいだよ!」と教えようと思ったのに
わずか10分でまるで違う表情の空になっていた…

雪の日の楽しさを知ってしまったテンテンは
窓の外を見てはソワソワしていましたね
短い足でたくましく雪を踏み
アツい胸板で雪を押し分け
身体全体でラッセルして進むテンテン
最近は服を着る犬も多い中
テンテンは「はだかんぼう」派

着せても上手に脱ぐんですよねこれがまた
着ていたレインコートも
いつの間にか、脱皮しちゃってたり



普段、お散歩は空港公園に行くことが多く
町中の散歩はあまりしません
でも、雪のために空港公園までたどり着けなかったので
寒波の間は町中さんぽを楽しみました



見てこの雪の壁!!


背の低いテンテンは
かなり視界を遮られていることでしょうね
港町の路地にも入ってみました

人がひとり、やっと通れるだけの幅で
ちゃんと雪かきがしてありましたよ

実はこの通りを歩くのは初めてだったりする。

路地ってなんだかワクワクしますよね

こっちに行く!と言い張ったテンテンのおかげ。
いやそもそもが、この雪のおかげ。

八幡さんの階段もちゃ~んと雪かきがしてありました
どなたがしてくださったのだろう…

腰が悪くなりやすいテンテンは
長い階段は昇降しないようにしています

だからここからのご挨拶です

隠岐の海関も帰島のたびに参られるという八幡さん。
こちらの神様は勝負ごとの神様なのだそうです


息子達の勝負時には、私も必ずここにお詣りしてきました

長男が、神海丸に乗って遠洋航海に向かう時…
次男の受験に向かう年…
浪人時代ももちろん。


受験生のみなさん
ぜひともお詣りくださいね
月曜日の夕方の八尾川
穏やかな川面でした



そうそう
西町通りには春までイルミが煌めいていますが
雪の日は灯りが雪に反射して

きらめき具合が格段にアップします


そして
雪の日ならではのお楽しみスポットもあるんですよね

八幡さんの丘に這わせたツリー型のイルミに雪が被って
レモン色の灯りが明滅します

雪がうっすら積もった日はなんとも幻想的で美しい…


それから
このツリーから少し先の路面にもご注目。
雪の路面に点々と光る、赤と緑のライトの灯り…
どこからか照らされているのですね

いつもこうして路面に灯りが落ちていますが
雪の日はそれが目立ってことさらにキレイなのです

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