島根県同和教育推進協議会連合会研究集会に参加してきました
…島根県同和教育推進協議会連合会研究集会…
昭和60年に結成以来
全県での人権意識の高揚と同和教育の推進を目指し
毎年県内各地で様々な形での研究集会が開催されています
今回の研究集会は
コロナ感染者に対する誹謗中傷や差別を無くそうと
自発的に実践された隠岐の事例の発表が2つ。
それから隠岐の歴史から学ぶという副題をつけられた講演『隠岐びとのこころ』でした
今回の発表・演者さん達はもれなく隠岐在住。
それぞれの分野でご活躍の方たちです
ブンテンにとっては
実はいろんなつながりがある方々ばかりで
演台に向かって思わず「お~~い」と手を振りたい気分に
笑
立場や視点はそれぞれですが
3つのお話すべての根底には
先人たちが海の向こうからくる人達(流人を含め)を
温かく受け入れ共にくらしてきた姿勢と
そこで培われてきた風土への誇り
そしてこの島(地域)に対する強く温かい思いがありました
・・・・・
人権・同和教育に関する研修会などについては
「前に出たことあるけんな今回はパス」と
そんなご意見に出会うこともあります
確かに、大切なことはいつの世であっても変わることはなく普遍的です
でも
こうした研修会に参加すると
その時代、その時を生きる自分の心にリアルに刺さるものが必ずあります
時を重ねながら生きていく我々は
その中でもちろんアップデイトもしているけれど
その逆もあるんだなーと、こうした機会にハッとすることも…
この島に脈々と受け継がれ築かれてきた温かな風土に
今一度目を向けつつ…
そして
この先の隠岐を生きる次の世代の「隠岐びと」のために
それを引き継ぐという役割を果たせるような生き方が
私もできたらいいと思いました
・・・・・・・
島外から講師を呼ばなくても
こんな講演会・研修会が開催できるというのもすごいこと…
自治会や各団体などで要請すれば
今回の常角先生の講演は実施していただけるようです
…事例については島後のもののみ。要相談だそう…
コロナ感染者に関する差別や誹謗中傷などについて
タイムリーな話題も盛り込まれ
いろいろと考えさせられる内容です
ご希望があればぜひ…